解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ビューアプロダクツ株式会社ブランド名
麗白容量
800ml参考価格
463円1mlあたり
0.6円JANコード
4513574027077KaisekiID
8298全成分
ドラッグストアなどで見かけたことがある方もいるでしょうか。こちらの大容量・安売り系ボディソープの中身は気になるところですよね。
成分表を覗いてみると、やはりというか、お値段以上に厳しい内容となっているのがわかります。
ざっくり言うと、ただの石鹸より悪い。
石鹸の悪いところを、ラウレス硫酸Naがもっと強調してしまっているかのよう。
このボディソープの名称にもなっている、ハトムギ種子エキス。ヨクイニンを内包するこのエキスの恩恵は、肌の代謝促進による再生効果などが有名ですが、そのメリットはベースの洗浄剤が良い場合の話です。
まず、一番はベースが石鹸であるということ。
石鹸なので、必然的にアルカリ性となります。皮膚にとってアルカリは、肌バリア成分を最も効率的に溶かしだしてしまう環境であり、乾燥肌へ一直線、さらに敏感肌へと傾けてしまう、ほとんどメリットのない素材です。
さらに悪いことに、石鹸の洗浄力をラウレス硫酸Naが長続きさせてしまうところ。
これによって、単に肌バリアを溶かすだけでなく、根こそぎ一掃してしまうという結果に。
さっぱり洗い上げたい、とは違う、ほんとうの意味でさっぱりと必要なものまで洗い落としてしまうのが、この超石鹸系ボディソープなのです。
もはや、この洗浄剤の上ではハトムギすら乾燥や敏感肌へと助長する要因の一つになりかねない存在へ。
どんなに値段が安くても、この手のボディソープは使わない方が吉。
理由は、単純に肌にメリットがほとんどないから。これほど肌の健康を脅かす洗浄剤もなかなかなく、わざわざなぜ肌を乾燥させるような行為をするんだろう、というレベルのボディソープです。
元々肌が弱い方や、子供、赤ちゃんに使うのは以ての外。肌が健康な人も使うたびに弱らせてしまうほどのインパクトを持ってます。
この内容で、「お肌のうるおいを守りながら・透き通るようなみずみずしい素肌へ」などと戯言を並べるあたり、相当に消費者は軽く見られていると思ったほうが良いかもしれません。
この商品説明に見合うようなボディソープを本当に作りたいなら、冗談でもこんな成分表にはならないでしょう。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。