風流トリートメントシャンプーの解析結果

風流トリートメントシャンプー

総合順位

170

総合得点 5点満点

3.45
成分数洗浄剤数エキス系特効ダメ
3961910

風流トリートメントシャンプー解析チャート

風流トリートメントシャンプーの解説

徹底した植物エキス系シャンプー。

洗浄剤だけ見ればアミノ酸系シャンプーですが、最たる特徴は植物エキスのこだわりっぷり。

とてもソフトな洗浄性と、個性豊かな植物エキスが濃密に配合されたシャンプーです。

中でも、植物エキス類の潤滑性やスキンケア効果、ヘアケア能は植物エキスというイメージを超える影響力を持っています。



さて、アミノ酸系洗浄剤をベースとした内容はわりとさっぱり感がありながら低刺激系。泡立ちがやや弱そうですが、洗浄力はまずまずありそう。微量ですがココイル加水分解コラーゲンK、アルキル(C12,14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHClの配合は上質感さえ感じさせるでしょう。コンディショニング作用はまずまずで潤いとスムース効果を髪に残せそうです。

さらに、エキス類のチョイスが非常に独特。ヘンナエキス、カッシアイタリカ葉エキスはいずれも透明ヘンナ=ヘアマニキュア的なコーティング効果を付与するほか、高いエイジングケア効果をもつエキスをふんだんに配合しています。育毛や整肌作用は少なからず期待できそうなシャンプーです。



イヌリンのような高機能の天然界面活性剤の保湿作用あり、ゲットウ葉エキス、藍藻エキスの美容効果あり、様々な効能が織り交ぜられているようです。



このように見ていくと、わりと使えそうな印象のシャンプーのように感じられますが、なんでも植物エキスなら良いかというとそうでもない。

例えば、ヘンナエキス、カッシアイタリカ葉エキスによるヘアマニキュアのようなコーティング作用。これは、ヘナ染めを経験した方はわかるかと思いますが、しっかり髪をコーティングされるものの、自然な健康毛のタッチとはずいぶん違うものになります。ダメージ部分も健康な部分も関係なくびっしりと重々しくコーティングされるため、手触りが硬くしなやかさに欠ける仕上がりになりやすい。さらに、カラーやパーマがかかりづらくなりやすい。髪のケア剤としては実に不便な素材という見方もできます。



そして、泡立ち(粘度)がやや落ちるため洗浄の快適さが落ちやすく、さらにココイルグリシンKがアルカリ寄りを好む傾向にあるため洗浄力が低くても肌を乾燥させやすい可能性がある。この使用感や仕上がり感というのは石鹸に近い印象を受けますので、一般的なアミノ酸系シャンプーとは少し違うということを考慮すべきでしょう。



植物由来成分にこだわり抜いた姿勢というのは理解できます。ただし、ナチュラルな感触とはかけ離れてでも拘る必要があるのかという印象を受けます。素直にシリコンが入っていたほうがよほどサラッと仕上がり、自然で、安全です。ヘンナやアルキル(C12,14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHClで代用していますが、これらの成分のほうがシリコンよりはるかに皮膚にダメージを与える可能性は高いのですから。



そして、パラベンのような防腐剤がない点も注意が必要です。単に腐りやすくなりますし、製品がアルカリ性寄りにしていることで防腐効果を高めているとしたら単に肌や髪に良くない製品ということになります。



このようによくよく見ていくと、脇の甘さのようなものが続々と見えてきます。ある意味反面教師として、天然由来にこだわりすぎないシャンプーがいかに合理的にできているかを実感できるのではないでしょうか。

風流トリートメントシャンプーの全成分

1

2ココイルグルタミン酸K

アミノ酸型の洗浄剤の中でもとりわけエモリエントで、単体では泡立ちが非常に少ない。肌に非常にソフトで、高いコンディショニング作用があります。ベビーシャンプーやダメージヘア用シャンプーで頻出します。他の泡立ちを補助する界面活性剤との併用が必須。

3コカミドプロピルベタイン

両性界面活性剤。洗浄剤としての陰イオン界面活性剤な部分と、コンディショナーとしての陽イオン界面活性剤の部分を併せ持つ界面活性剤。主には主洗浄剤の粘度調整や洗浄力の緩和、コンディショニング作用の付与を目的に使われる。両性界面活性剤単体で使うと皮膚に刺激性があるため、メインでは用いられることは少ない。組成名ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン水溶液という。

4グリセリン

肌の表面を保湿する素材で、安全性が高く、しっとり感の強い感触が特徴です。石鹸の副産物としても発生します。

5ベタイン

トリメチルグリシンのこと。旨味や甘味成分でもあります。

6ココイルグリシンK

アミノ酸洗浄剤として知られますが、アミノ酸型の中ではトップレベルの脱脂力と肌刺激性を持つ成分です。石鹸と同様につっぱるような仕上がりとなり、またアルカリ性下で泡立ちや洗浄性が発揮される特徴があるため、強く洗いたい場合に用いられます。逆言えば、ダメージ毛や肌の弱い方には、配合されていることが全く不適切な素材といえます。

7ココイルメチルタウリンNa

アミノ酸型洗浄剤の中でもバランスの良さはトップクラス。適度な洗浄性、泡立ちの安定性、低刺激、コンディショニング効果や、ベタつきの少なさなど、シャンプーとして使われる場面では優秀な使用感を提供する。

8ゲットウ葉水

ショウガ科月桃の葉から得たエキスを含む水です。コラーゲン合成促進、線維芽細胞増殖促進作用などを示します。

9ヘンナエキス

10アファニゾメノンフロスアクエ

藍藻類の一種から得たエキス。皮膚のエイジングケア効果や毛髪の潤滑性を高める効果がある。

11カッシアイタリカ葉エキス

無色ヘナと呼ばれるエキスです。ヘアマニキュアのようなコーティング作用があり、髪のパサつきを抑えツヤを付与します。ただし、ヘナの独特な被膜作用はバージン毛の質感とは異なる独特な硬い質感を及ぼす可能性があり、扱い方には注意。

12アンマロク果実エキス

トウダイグサ科コミカンソウ属アンマロクの果実エキスで、アムラエキスとも呼ばれます。少量で優れた抗酸化作用を示し、キレート作用(金属封鎖作用)も付与。インドでは天然の万能薬と呼ばれています。

13アカシアコンシナ果実エキス

14ミルシアリアデュビア果実エキス

いわゆるカムカムエキスです。非常に豊富なビタミンCを配合しており、抗酸化作用、美白効果が特徴的な成分です。そのビタミンC含有量はアセロラの2倍、レモンの約60倍と言われています

15プエラリアミリフィカ根工キス

主にタイで採れるプエラリアミリフィカの根から得たエキス。イソフラボンを含み美白作用、保湿を付与。

16スギナエキス

とても根が深く伸びる杉菜のエキス。収斂・抗菌・抗炎症作用を付与します。

17プロパンジオール

炭素数3のグリコールです。異性体にプロピレングリコールがあります。抗菌・保湿剤として用いられ、安全性が高いと言われていますが、実は天然由来を謳うわりにBGやPGとさほど危険性は変わらない可能性があると言われている。

18フムスエキス

19頁岩抽出物

頁岩(けつがん)抽出物、腐食泥岩。皮膚清浄作用、保湿・収れん作用を付与。

20イヌリン

果糖の重合体フルクタンの一種で、水溶性食物繊維という特徴があります。菊芋の主成分。非常に多くの水分を抱えることができ、ゲル化にも用いられます。

21ラフィノース

22グリコシルトレハロース

とうもろこし由来のトレハロースとグルコースによる保湿成分。非常に高い保湿力と、細胞を保護する働きがあります。

23加水分解水添デンプン

24グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド

カチオン性の毛髪保護剤ですが、あまり効果が高くありません。

25スクワラン

肌本来の保護油としても知られています。汗などの水分と混ざることで皮脂膜を形成し、肌や髪を保湿、保護、潤滑させる作用があります。

26ココイル加水分解コラーゲンK

コラーゲン素材の洗浄剤です。大変高価でリッチな洗浄性。 あらゆる洗浄剤の中でもトップクラスのクオリティを付与します。

27アルキル(C12,14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHCl

N-[3-アルキル(12,14)オキシ-2-ヒドロキシプロピル]-L-アルギニン塩酸塩。アミノ酸系の両性界面活性剤。帯電防止、柔軟性、保湿、ダメージ部洗濯吸着など、カチオン界面活性剤のような特徴を持ちながら低刺激という素材です。優れた滑り特性によりシリコーンの代替としても使われる素材。

28ラベンダー油

シソ科ラベンダーの葉茎から得られるオイルです。鎮痛・リラックス効果・抗炎症・抗菌作用などを付与します。ただし、酸化により接触アレルギーを起こす可能性もある。

29オレンジ油

・油を分解する効果が高いオレンジ油配合。 香りも特徴ですが、脱脂力がややプラスされる点も考慮しましょう。

30ニンニク根エキス

ユリ科ネギ属植物で、アリシンを特徴的に含有します。優れた抗菌力を背景に、血行促進、抗酸化作用を付与するエキスです。

31アルニカ花エキス

キク科アルニカの花から得たエキス。フラボノイド、カロチノイドなどの抗酸化成分や、タンニンの収れん作用、また抗炎症作用などを付与されます。

32オドリコソウ花/葉/茎エキス

シソ科オドリコソウから抽出したエキス。カテキン型タンニンやフラボノイドを含み、収れん作用や抗炎症作用に優れます。

33オランダカラシ葉/茎エキス

34ゴボウ根エキス

牛蒡の根から抽出。抗炎症・血行促進作用を付与します。

35セイヨウアカマツ球果エキス

西洋赤松の球果から抽出したエキスで、血行促進、抗炎症、収れん作用などを付与。

36セイヨウキズタ葉/茎エキス

サポニン、タンニン、フラボノイドなどを含み、抗炎症・収斂、抗酸化作用、保湿作用、清浄作用などを付与します。

37ローマカミツレ花エキス

キク科カミツレモドキ科植物の花から得たエキス。抗菌・消炎・血行促進作用などを付与。

38ローズマリー葉エキス

抗菌・抗酸化作用・芳香を特徴とするローズマリー。ローズマリーは天然の保存料として用いられ、エイジングケアとしてもすぐれた効果。その他ローズマリーはリウマチやアレルギーにも効果が認められ民間薬として使用されています。

39エタノール

殆どの場合、無水エタノールのこと。無水エタノールはエタノール99.5vol%以上含有のものをいう。

販売元による宣伝文

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