Ingredient Analysis

イヌリン

成分 35件の商品に配合 ID: 11984
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+0

安全性
+15

素材の品質
+25

使用感
基本情報
成分名イヌリン
医薬部外品名イヌリン
慣用名・別名イヌリン
INCI名Inulin
化学式(C6H10O5)n
由来植物性
推奨配合濃度1〜5%
適正pH域3〜7
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +15
成分の素材品質・配合価値
安全性 +0
肌・頭皮への安全性
補修力 +5
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +25
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +10
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +25
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +20
環境負荷・生分解性の評価

概要

フルクタン(フルクトース重合体)の一種で、チコリ・ゴボウ・菊芋などキク科植物に由来する水溶性食物繊維。化粧品ではベタつき低減・さらさら感付与の感触改良、起泡補助、ヘアコンディショニングを主目的に使用。皮膚表面に薄膜を形成し保水・バリア機能を補助する。プレバイオティクス特性による頭皮マイクロバイオーム改善への期待もある。

イヌリンの解析

イヌリンは、フルクトース(果糖)がβ-(2→1)グリコシド結合で連なり末端にグルコースが結合したフルクタン型多糖類で、化学式は(C₆H₁₀O₅)ₙ。チコリ根・ゴボウ・キクイモ・ダリアなどキク科植物から抽出・精製され、白色無臭の粉末として市場供給される。水溶性食物繊維として食品分野ではプレバイオティクス素材として著名であるが、化粧品原料としての活用も広がりを見せている。

化粧品配合における主な目的は三つ。①感触改良:グリセリン・BG・DPGなどの多価アルコールや増粘多糖類が引き起こすベタつき感を、基剤粘度を変えることなく緩和し、さらさら・軽い仕上がりを付与する。スキンケア・ボディケアのほかシート製品にも有効。②起泡補助:陰イオン界面活性剤と組み合わせることで泡立ちを向上させ、泡の密度・クリーミーさを高める。シャンプー・洗顔料・ボディソープに添加される。③ヘアコンディショニング:毛幹表面に薄い保護膜を形成し、キューティクルのめくれを抑えて滑らかな指通りとツヤを与える。ダメージ毛・パサつき対策として有効。

スキンケア面では、皮膚表面へのフィルム形成により水分蒸散(TEWL)を抑制し、保湿効果を補助する。直接的な吸水力はヒアルロン酸などに比べ劣るものの、既存保湿剤のベタつきを軽減しながら持続的な潤いを補う補佐的役割を担う。また弱い抗酸化活性も報告されており、マイルドな抗老化効果への期待も。

頭皮への作用としては、プレバイオティクス特性により頭皮の有益菌の定着を促し、頭皮マイクロバイオームの健全化に寄与する可能性が示唆されているが、エビデンスはまだ限定的。安全性は高く、皮膚刺激・感作リスクはきわめて低い。生分解性が高く環境負荷も小さい。EWGスコアは1(安全)とされる。

相性の良い成分

グリセリン ヒアルロン酸 セラミド

イヌリンを含む商品ランキング

35件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)