ココイルグリシンNa、ココアンホ酢酸Naといった洗浄剤の部分だけを見ると、
洗顔料としてはマイルド系といえる設定です。
ただし、この製品はそれだけが洗浄要素ではなく、グリコール酸、サリチル酸による
ピーリング、ソープナッツエキス、モロッコ溶岩クレイによる洗浄の上積みがあります。
これらすべてを引っくるめると
かなり取り去る能力はあるというふうに見えますので、
繰り返し使う場合には肌への負担を考慮する必要があるでしょう。
一般的に考えて、ピーリング作用のあるものを日常的に使うべきではないと言う方が自然なように思います。
角質を除去する効果があるわけですから、毎日使えば敏感肌のようにまだ核が残る角質細胞が肌の表面に露出してしまいます。
そうなると、めでたく敏感肌の仲間入りとなるわけです。
そういった意味で、この洗顔料は本当にごくたまに使う分にはOKでしょうが、週に複数回使うようなペースでは多すぎる用に思います。
必要なときにピンポイントで。そんな使い方を心がけましょう。
洗浄剤自体はアミノ酸系でソフト寄りですが、
いろいろなアプローチで洗浄除去効果を持つ製品のため注意も必要。