解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
サンスマイルブランド名
ヴィジェクトモイストリッチシャンプー容量
500ml参考価格
1800円1mlあたり
3.6円JANコード
4580640760190KaisekiID
8032全成分
ヴィーガン処方が自慢のヴィジェクトモイストリッチシャンプーです。
ヴィーガン処方、と言うよりは植物エキスがたくさん入ってますよ、ということが言いたいだけのような気もしますが。内容を見ていきましょう。
洗浄剤はアミノ酸系。ココイルメチルタウリンNaとラウロイルメチルアラニンNa。あとわずかにココイルグルタミン酸TEAを含む、といった内容。これはまずまずしっとりしすぎないマイルド処方といった感じ。
低刺激である程度コンディショニング効果もあり、泡立ちは普通かちょっと頼りない感じ。
ジステアリン酸PEG-150による増粘効果で多少使用感がアップしています。
洗浄剤に関しては、特段ヴィーガンな印象はありませんが、配合されている植物エキスに関してはみどころが多いです。
ウチワサボテンエキスに月見草、アサイー、イタドリ、カンゾウ、オウゴン、ハスなども含まれます。性能のよい保湿作用に、いくらかのエイジングケア効果も見込めるでしょう。育毛作用も多少あります。
髪にツヤを与えるヒマワリ、シアバター、アボカド、椿オイルもありますね。この部分は、とりあえずヴィーガン感があるなぁと思わせる印象です。
ヴィーガンを謳うシャンプーではありますが、全体を通してそれほど菜食主義全開、というわけではないようです。
ジステアリン酸PEG-150やPPG-3カプリリルエーテル、EDTA-2Na、PEG-30水添ヒマシ油などは生粋のヴィーガン団体からお叱りを受けるのではと心配になる要素です。でも動物由来がなければいいでしたっけ?
ただ植物エキス配合のアミノ酸系シャンプーであることがヴィーガン処方というなら、そんなもの世の中にゴマンとありますし、このシャンプーを見てヴィーガン派に共感をもらうことは難しいのではと思ってしまいます。
言いたいだけヴィーガンなの?って言われたらなんて弁明するのでしょうか。
ヴィーガン度はせいぜい60点くらいでしょうか。もっとヴィーガンらしく振る舞うことは可能なように感じますし、実際そういうシャンプーってありますからね。
このシャンプーのなんちゃって具合には少なからず残念な気持ちになっています。
だからといってシャンプーとして性能が低いということではありません。むしろ平均よりは良いシャンプーです。コスパもヴィーガンを標榜するわりには良く(つまり根っからのヴィーガンではないから?)、良くも悪くもバランスが取れているシャンプーだと思います。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。