解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
P&Gジャパンブランド名
パンテーンミセラー容量
500ml参考価格
898円1mlあたり
1.8円JANコード
4987176055736KaisekiID
7950全成分
このシャンプーは、パンテーンらしい特徴が存分に発揮されています。ラウレス硫酸Na+ラウリル硫酸Naという組み合わせは、強烈な浸透力と洗浄力を持ち、保湿成分を一掃してしまうという悪夢のような処方となっています。
さらに、ハッカやメントールなどの清涼成分は、バリア機能を失った肌に刺激を与えやすく、その他の成分も肌に刺激を与えそうなものばかりです。ラウリル硫酸ナトリウム自体が肌に刺激を与え、他の成分も刺激の原因となることがあります。
唯一の見所は、シリコンの代わりに配合されているリノールアミドプロピルPGジモニウムクロリドリン酸です。この成分はシリコンのようなコーティング効果を持ちながら、ダメージ部分に吸着する性質もあります。これによって、質の悪い洗浄剤をごまかす効果がありますが、賞賛されるべきものではありません。
しかし、残念ながら、優れた素材があっても、それ以上のデメリットをもたらすベース洗浄剤のため、全体的な評価は低くなっています。
過去のパンテーンの製品を見てもわかるように、このシャンプーのクオリティは相変わらず非常に低いです。シャンプーを選ぶ際には、まったく選択肢に入らない商品と言えるでしょう。
海外のミネラル分の多い硬水地域では、仕方なく使用する場合もありますが、日本の軟水環境では、このような硬水地域専用の安価な商品を使用することはデメリットを2倍から3倍に増やす結果となります。
シャンプーには、目に見えないミクロな汚れを完全に取り除く必要はありません。すべてを取り除けば、乾燥した砂漠地帯のような状態になってしまいます。それはシャンプーの本来の役割ではありません。
シャンプーは、適切な洗浄を行いながら、バリアを保つことが重要です。ほとんどの汚れはお湯で十分に落ちます。
正しい視点でシャンプーを選びましょう。正しい目を持てば、このパンテーンの商品が自分に適さないことが明らかです。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。