解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
P&Gジャパンブランド名
パンテーンミセラー容量
500ml参考価格
898円1mlあたり
1.8円JANコード
4987176055729KaisekiID
7949全成分
パンテーンぽさに溢れるトリートメントですね。
ヘアケアをする気があるのかというレベルの薄味処方で、ほとんど気休め程度しか期待できない様子です。
何と言っても、ベースが3級カチオン界面活性剤+アミノ変性シリコーンという、まるでヘアケアに関心がないかのような構成です。肌にやさしいというメリットはあっても、髪にいくらかのメリットも期待できないというのは問題では?
商品説明を拝見しても、フレッシュミントだの朝摘みフルーツだの、カシスきゅうり果実だのそれ髪に関係ある?という素材ばかり推している点からも推して知るべしといったところ。
何も浸透させる気もないのに髪の芯まで浸透などとのたまうのはパンテーンの常套句。何も浸透する要素ないでしょう。
朝摘みフルーツの香りを求めて使うのであれば、そのへんの香水をかければよろしいのであって、わざわざアミノ変性シリコーンが蓄積しやすい本品を好んで使う理由はないでしょう。
ほぼほぼメリットがないばかりか、蓄積しやすく使うたびに感触が悪化するなんて悪夢のようなものではないか。
髪に無意味だからといって頭皮に良いわけでもなく、3級とはいえカチオン界面活性剤は頭皮にデメリットにしかなりません。このようなトリートメントを選ばれる方は、おそらくcMのイメージや香りが好みかどうかといったことにしか興味がおありではないのでしょうが、さすがに最低限のコンディショニング効果はあってもバチは当たらないんじゃないかなと思います。
そもそも、シャンプーの方でごっそり脱脂されたあとに使う想定なのでしょうから、アフターケア役としてはもっとメリットがあって然るべき。
70年も研究していてこの程度か、と消費者は怒っていい。尻を叩いてもっと研究しろと促しても良いのではないか。
と、そんな印象を受けた次第であります。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。