解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
花王ブランド名
パンテーンミセラー容量
500ml参考価格
898円1mlあたり
1.8円JANコード
4987176055804KaisekiID
7959全成分
蓄積しやすいコーティング、重めの仕上がり、古風な素材選び。
パンテーンはシャンプーが非常に低品質ですが、トリートメントの方も負けず劣らずこっ酷い。
まず指摘しておきたいのは、トリートメントと言えるレベルのヘアケア効果はないこと。一般的なコンディショナーと同等か、それ以上に頼りないというのが実情です。
蓄積しやすいタイプの皮膜形成剤をベースとして、その他はとくに髪に有意な成分をもたず。バラの香りと、やたらしっとり感を感じるのが特徴というくらいのものです。
肌に優しいということもない一方で、髪に有効でもありません。
バラの香りが感じられるという、数少ないメリットを持つトリートメントですが、そのばらの香りも最高級とはいかず、凡庸な質のものになっています。
パンテーンらしいといえばらしい、相変わらずの作風。とりたてて髪にメリットをもたらすものでもありません。
一応、コンディショナーくらいの仕事はするにはするのですが、繰り返し使うとツヤや指通りが悪くなってくるなど、これまた良いことなし。
低コストのリンス剤だと開き直って使える方向けであって、決して美髪を目指す方向けという商品ではありません。
ポリソルベート20やベンジルアルコールなど、細かな素材のチョイスにも低コスト主義を垣間見ることができます。つまりは、ヘアケアにこだわりがあるのではなく、儲けの方に目が向きすぎているような印象も受けるというわけです。
それ自体が特にわるいとは申しませんが、賢明な読者の方々にはぜひ忌避して欲しいタイプのトリートメントと思うばかりです。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。