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総合点

0.13

総合ランク

2931個中 2863

成分数

23

植物エキスの数

0

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

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洗浄剤の品質

0

洗浄力

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髪補修力

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

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ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

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環境配慮

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浸透力

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即効性

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持続性

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ツヤ感

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サラサラ感

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特に優れた素材

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注意が必要な素材

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パンテーン ミー プレミアムダメージリペア シャンプー解析チャート
販売元による宣伝文
●夕方5時の髪に自信。パサつきフリーへ。
●ダメージ補修リッチなツヤ髪つづくなのに、根元サラサラ。
●美容乳液入り。シリーズ使いで、切れ毛を引き起こすダメージさえも補修。なのに、サラサラ仕上がり。
●プロビタミン美容液配合。

ホワイトピーチ、ジャスミンをブレンドした、フルーティな香り
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パンテーン ミー プレミアムダメージリペア シャンプーの解説

ダメな要素の盛り合わせ状態?

出ましたラウリル硫酸+ラウレス硫酸ナトリウムシャンプー!

パンテーンといえばラウリル硫酸ナトリウム,というくらい、未だに謎のリスクを取りに行くスタイルを貫くブランドですね。

このパンテーンミーシリーズは、さらに悪い部分を濃縮したかのような悪夢処方です。

ラウレス硫酸ナトリウムベースにキシレンスルホン酸ナトリウムとラウリル硫酸ナトリウムというベース構成で、悪の三重奏といった具合です

本当に今どきこのようななぞに低クオリティな処方をするのはP&Gの他に探すのが難しいくらいになってきましたね。

水道水が硬水の欧州ならまだわかる

そもそもラウリル硫酸ナトリウムがなぜダメかといえば,元はと言えば石鹸の代わりに開発された背景があります。

石鹸は昔全身を洗うのに使われていた洗浄剤で、しかし水道水にミネラル分が多い=硬水の地域では石鹸カスが生成されてしまい、低温だと全く泡立たなくなるなどとても使いづらいアイテムとして知られていました。

そこで、硬水の地域でも低温でも洗浄力が衰えず、泡立ちがキープされるラウリル硫酸ナトリウムが開発されました。

硬水の地域ではとても重宝されましたが、次第にその分子量の低さゆえに肌荒れの患者が続出する事態となり、肌への浸透性をなくすために分子量を大きくしたラウレス硫酸ナトリウムが開発されるといった歴史を辿っていきます。

このような経緯を考えると、すでにラウリル硫酸ナトリウムが時代遅れの産物であることは言うまでもありません。

石鹸はもっと過去の遺物ということになりますが。。

そんなラウリル硫酸ナトリウムを、この時代になってもまだスタメンに起用し続けているパンテーン。

日本のような軟水の環境では、ラウリル硫酸ナトリウムの悪い部分がより強調され、肌により効率的に浸透してしまい、深い肌荒れを引き起こすことは想像に難くありません。

トリートメントのベース油剤として使われるエタノールが配合されていることなどからも、いかに肌バリアや皮脂成分を深く除去してしまうかがうかがい知れます。

言うなれば、強力な食器洗剤のようなもので、食器であれば汚れを一掃することは悪くないことかもしれませんが、肌でそれをやってしまうと極めて重い負担を強いることになります。

もしシリコンが悪者だと思われるのであれば、このシャンプーに含まれるセタノールやグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、トリヒドロキシステアリンなどの素材の方が同じ目的だとしてもリスクは上であり、このシャンプー全体がいかに安全性を欠いたものであるかを雄弁に物語っています。

このシャンプーの価格の安さに魅了されたとしても、決して選ぶべきではない選択肢だとお伝えしなければなりません。

あなたにとって利益になるシャンプーではないことは明白です。

ましてや、子供やミドルエイジ以降の年齢の方にはより一層使うべきではないと言わざるを得ません。

そもそも肌バリアが完成していない子供、幼児や、減少していっている年齢の方がこのようなシャンプーを使うと、被るリスクは極めて絶大になってしまうからです。

石けんやラウリル硫酸〜という名前を見たら、過去の遺物だと認識して避ける習慣をつけるだけで随分と賢い選択ができます。ぜひご活用ください。