広告

総合点

1.93

総合ランク

597個中 478

成分数

15

植物エキスの数

0

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

髪補修力

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

<0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

0

注意が必要な素材

0
パンテーン PRO-V トリートメントウォーター 毛先まで傷んだ髪用解析チャート
販売元による宣伝文
●紫外線、ドライヤーなどによる乾燥、パサつきから髪を保護する洗い流さないトリートメント
●朝のスタイリングの前にシュッとスプレーするだけで、日中の紫外線、ドライヤーによる乾燥から髪を守るトリートメントウォーター
●ダメージブロッカー配合のプロビタミン処方で髪の内部に素早く浸透し、乾燥ダメージを補修
●ドライヤー、ヘアアイロンの熱や紫外線などによる乾燥、パサつき、広がりなど から髪を守ります。
●髪にべたつきを残さない、さらりとした使い心地のウォータータイプ
●ふんわり甘い花々に爽やかな果実を散りばめた香り
関連商品
パンテーン PRO-V トリートメントウォーター 毛先まで傷んだ髪用解析チャート
広告

パンテーン PRO-V トリートメントウォーター 毛先まで傷んだ髪用の解説

これがパンテーン!至極のトリートメントウォーターを見よ!

パンテーンのトリートメントウォーターと言われると嫌な予感しかしないのですが、そんな予感もあながち間違ったもんじゃなかったかもしれません。

パンテーンは、やはりパンテーンだったと言われる結果となるでしょうか。

驚くべき処方を見よ

全成分とは、例外を除いて配合量の多いもの順に並んでいるものです。さっそく見ていくと、水、当然水がもっとも多いのですが、次がフェノキシエタノール。防腐剤です。こんな処方は初めて見ました。水を除いて一番多い成分が、防腐剤ですよ。こんなことある?とポカーンとしてしまいますね。防腐剤を髪にかけるようなものですよ、これ。

そして、次がキレート剤。これも品質安定剤という意味では同じようなもの。他にも、ベンジルアルコールもありますね。これも殺菌剤です。防腐剤という意味では、セトリモニウムクロリド(4級カチオン界面活性剤)の配合も殺菌性を高めています。いったいどれだけ殺菌したいんだ?という話ですね。トリートメントウォーターと謳っていますが、実際には殺菌水のような役割といったほうが近いくらいの印象があります。ちなみに、成分表の最後を飾るカプリリルグリコールも、殺菌防腐剤の役目で配合されています。もうなんだかね・・。

ヘアケア性能は?

殺菌ばかりの水、しかし元はと言えばヘアケアが目的のはず。それでは、ヘアケア成分はどのようなものが生えているでしょうか。アモジメチコン(苦笑)。これ、シリコン類の中でももっともビルドアップしやすく、使うたびに洗っても落ちないシリコンカスが残ってしまい、使うたびに艶やゆびどおりが悪化していくという副作用を持ってます。

毛先まで傷んだ髪に対して、初めて使う1回目は印象が良さそうですが、それ以降は次第にこんなはずじゃなかった、という感想に変わっていきそうですね。

しかも、手っ取り早くサラサラ感を付与したかったのか、4級カチオン界面活性剤の配合も見られます。これにより、タンパク変性作用付きの水という称号を手にしてしまい、肌への安全性も大幅に低下。髪が触れる部分の皮膚に肌荒れを生じさせる恐れが出てきてしまいます。これも、1回使っただけではでないにせよ、繰り返し使うほどにそのリスクが顕在化していくと考えられます。

多少サラサラになるとは言っても、このようなカチオン界面活性剤をつけたままにするというのはあまりにもリスキーな考え方でしょう。

まとめ

製品の大半が防腐剤。ちょろっと含まれるヘアケア成分はリスクばかりで大した効果なし。おまけに繰り返し使うほどに悪化する。そんなトリートメントウォーターをおすすめする理由は、残念ながら浮かびません。

これなら水道水の方が遥かにマシと言いたくなるくらいで、あらゆる選択肢の中でもかなりやばい部類と言っていいでしょう。一体どういう考え方でこの製品を生み出したのか、疑問に思えてしかたありません。限りなくコストを抑えたものづくり、とかそういう理由ならなるほどなぁ、と思えますが、さすがに消費者がかわいそう・・。