解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
P&Gジャパンブランド名
パンテーン容量
120ml参考価格
1760円1mlあたり
14.7円JANコード
4902430679336KaisekiID
7811全成分
良くない、良くない、良くないです・・!!
良くない理由を言ったらキリがないぐらい。
まず前提として、洗い流さないトリートメントであるということがあります。
洗い流さないということは、つけたままでも安全であるということが前提になってはいけません。
そういう意味では、前提からおかしな事になってしまっている製品ということができます。
がっつりカチオン界面活性剤が配合されていること。
3級カチオン界面活性剤だけならまだしも、ベヘントリモニウムメトサルフェート(4級カチオン界面活性剤)まで配合されています。
これでは普通のトリートメントやコンディショナーと変わらず、カチオン界面活性剤の怖い部分であるタンパク変性作用を存分に味わうことができてしまいます。
タンパク変性作用というのは、皮膚のタンパク質のコイル構造を分解して文字通り変性させてしまうということで、端的に言えば肌荒れに直結します。
髪にだけ塗るからいいだろう、と思ったそこのあなた。それは甘いです。
髪に塗った液が頭皮に落ちてきたり、顔や首デコルテの部分などに付着することはよくあることで、その部分が肌荒れをしている方を見たことがないでしょうか。
髪が触れる部分が荒れている方は、4級カチオン界面活性剤による被害であるケースが非常に多いのです。
コーティングが安物。
ベースがなんとアモジメチコン。アモジメチコンでは、使うたびに髪に堆積してしまい、洗っても落ちにくく、繰り返し使うとツヤや手触りが悪化していくという欠点があります。
このような質の悪いものがベースにあるようでは、安全性がどうのこうの言う前に論外といってもいいほどです。
その他にまともなコーティング素材もないので、本当に質の低い洗い流さないトリートメントだなあという印象が残りますね。
リスクが大きくメリットは少ない、まさにおすすめしない典型的なタイプの製品です。
高級美容カプセル、だそうですが、100円均一で売っているカプセル型のトリートメントの方がまだマシではないか.
本気でそう思わざるを得ないような低品質ぶり。
そしてリスク管理の意識の低さ。
ぜひ商品説明文と、実際の乖離具合を見比べてみてください。
パンテーンがあまりお勧めされない理由がここに凝縮されているように思います。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。