総合点
3.68総合ランク
2911個中 171位成分数
18植物エキスの数
0コスパ
0安全性
0素材の品質
0洗浄剤の品質
0洗浄力
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
0注意が必要な素材
0メーカー
ORBIS(オルビス)ブランド名
ORBIS(オルビス)容量
480ml参考価格
1430円1mlあたり
3円JANコード
4908064094170KaisekiID
7601ほとんど最低限の成分しか入れてません、という勢いのシンプルさを特徴としています。
洗浄剤ベースの部分と、わずかな補修成分と添加剤のみ、という構成ですね。
このタイプは洗浄剤ベースの質の善し悪しが強烈に使用感に反映されるので、ごまかしが利かないのが特徴です。
そんな中、どのようなベースを構成しているのでしょうか。
基本ベースはココイルメチルタウリンNa。アミノ酸系界面活性剤と、ラウレス-4酢酸Na(酸性石鹸)によるかなり低刺激ながら、さっぱり感のある洗い心地が特徴です。
そこへ増粘剤や補助洗浄剤によって泡立ち、泡質の向上が図られています。
肌への安全性を基本として、しかしながら適度にしっかり洗えて、泡立ちも良いので使用感が万人受けするタイプ。赤ちゃんに使っても差し支えないレベルながら、成人男性にも納得されそうな洗い心地、というのがとても守備範囲広いな、と思います。
そして、このクオリティでありながらコストがとても低く設定されていることも興味深いポイントです。
種類こそ多くないですが、補修成分も単純ではありません。
シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールのような浸透性の優れる素材を基本に、コンキオリン(真珠タンパク)やシルクによる潤滑性、ツヤの向上が期待できますね。
バリエーションは少ないですが、洗浄剤の質の良さを相まって思った以上に髪の仕上がりはサラッと軽やかにまとまりを感じられそう。
ヘアケア成分の配合があるわりに、頭皮ケアに適した成分は見られませんが、頭皮のことを考えてない、というわけではありません。
基本の洗浄剤自体が頭皮に良好なバランスをもたらすこと、肌バリアを適度に守れる、ということがメリットとして挙げられます。
洗いすぎることの多い低コストなシャンプーに慣れた人にとっては、このシャンプーに切り替えるだけで肌バリアを適正に保つことができるというメリットを手にすることができます。
実は真珠タンパクやシルクも皮膚の代謝改善などに寄与しますし、地味にスカルプケア効果も期待できる、というのは言い過ぎではありません。
その使用感の良さに加え、こうした適正なレベルの洗浄力、安全性のシャンプーで洗うことはその事自体がスキンケアであると心得ましょう。
安い洗浄剤のシャンプーにちょっと良い素材が添加されていても、それはスキンケアとは言えないのです。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。