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総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
全成分
ラウレス硫酸アンモニウムベースのシャンプーです。
シャンプーではおなじみの量産型洗浄剤ラウレス硫酸塩、別に何も珍しい要素ないですね。
ジェルクレンズということで、ちょっと液状は違うのかもしれませんが、どこにでもあるラウレス硫酸系シャンプーに違いありません。
ラウレス硫酸塩と石鹸を比べると、ラウレス硫酸塩は洗浄力が高いです。
石鹸もしっかり洗えますが、水道水中のミネラル分と結合すると失活して石鹸カスになる、という面があるので、ラウレス硫酸塩は安定性が高く、洗浄を継続しやすいという特徴もあります。
ラウレス硫酸塩は弱酸性に調整できますが、石鹸はアルカリ性です。
そのため、石鹸は単に洗浄力だけでなく、アルカリによる保湿因子の溶出効果もあり、実質的には肌バリアを溶かす効果はかなり高いといえます。
逆に、ラウレス硫酸塩は肌の表面的な洗浄力は高いですが、弱酸性のため無駄に肌バリアを溶かし出す心配がいらないという点が利点です。
使い勝手の良さ、弱酸性という点で、ラウレス硫酸塩のほうが石鹸より優れていると言っていいのではないかと思いますね。
それでは、他の洗浄剤と比べてどうでしょうか?
世の中にはアミノ酸系の洗顔料などもありますが、ラウレス硫酸塩タイプと比べるとどうか。
基本的に石鹸並みのさっぱり感を求めるならラウレス硫酸系は合うと思います。
アミノ酸系にも色々ありますが、やはりどちらかといえばしっとり感が特徴となるので、石鹸に近いのはラウレス硫酸系といえます。
逆に、肌バリアを残すことを重視し、潤いをしっかりキープしたいならアミノ酸系です。
整髪料などの汚れの強度にもよりますが、必要とされる洗浄料の洗浄力レベルは、アミノ酸系でも十分ではあるケースがほとんどでしょう。
そういう意味では、乾燥、肌荒れを防止する意味でも、アミノ酸系などのマイルドな洗浄性は魅力といえます。
すっきり感重視で、落としたい汚れの強度が高い場合に、このシャンプーは活躍することになるでしょう。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。