Ingredient Analysis

ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム(1E.O.)液

アニオン界面活性剤 16件の商品に配合 ID: 77755
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
-10

安全性
+20

素材の品質
-10

使用感
基本情報
成分名ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム(1E.O.)液
医薬部外品名ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム液
慣用名・別名ラウレス硫酸アンモニウム、ALES
INCI名Ammonium Laureth Sulfate
化学式C14H29NO5S(n=1の場合の概略式)
分子量約368 Da
由来合成
推奨配合濃度2〜10%
適正pH域5.5〜7.5
EWGスコア5/10
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム(1E.O.)液の分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +45
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 -10
肌・頭皮への安全性
補修力 -20
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -15
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 -20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 -10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -20
環境負荷・生分解性の評価

概要

ラウレス硫酸アンモニウム(EO1モル付加体)。アニオン界面活性剤のうちアルキルエーテル硫酸エステル塩(AES)に分類される強力な洗浄剤。ラウリル硫酸Na(SLS)にエチレンオキサイドを1モル付加し分子量を大きくすることで皮膚浸透性を低減、肌荒れリスクを改善した改良型。硬水中でも優れた泡立ちと洗浄力を発揮する一方、脱脂力は依然として高く、継続使用で乾燥・ダメージを招きやすい。

ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム(1E.O.)液の解析

ラウレス硫酸アンモニウム(ALES)は、シャンプーや洗顔料に最も広く使われるアニオン界面活性剤のひとつ。化学的には、ラウリルアルコールにエチレンオキサイドを1モル付加してポリエーテル鎖を作り、さらに硫酸エステル化してアンモニウム塩にした構造を持つ。ラウリル硫酸Na(SLS)の「直系の改良型」ともいえる存在だ。

SLSは泡立ちこそ優秀だったが、分子が小さく皮膚に深く浸透するため大規模な肌荒れを引き起こす問題があった。そこでエチレンオキサイドを付加して分子を大きくし、皮膚への浸透性を抑制することで肌荒れリスクを低減したのがAES型洗浄剤だ。EO付加数が1モルのこの成分は最小の改良型にあたり、洗浄力・脱脂力の高さはSLSに近い水準を維持している。

洗浄メカニズムとしては、ミセル形成により皮脂や汚れを乳化・除去する。硬水中でもカルシウムイオンと難溶性塩を生成しにくいため、日本の軟水だけでなく欧米の硬水環境でも安定した泡立ちを発揮できる点が普及した大きな理由のひとつだ。泡の質はきめ細かく豊か、使用時の「洗い心地の良さ」は消費者受けが良い。

しかし懸念点も明確で、脱脂力の強さゆえに必要な皮脂まで除去してしまいやすく、乾燥肌・敏感肌の人が日常的に使い続けると頭皮・肌のバリア機能を低下させるリスクがある。EO付加数が1モルと少ないため、より改良されたEO2〜3モル付加タイプや、ラウリルグルコシドなどのノニオン系に比べると刺激性は依然高め。眼刺激性もあり、ベビー製品への使用には適さない。また環境面では生分解性はある程度認められるものの、製造過程における環境負荷も考慮が必要だ。

結論として、強い洗浄力を求める場面では有効な成分だが、保護・補修系成分(コンディショニング剤・セラミド・油性成分など)との組み合わせで肌・頭皮への負担を緩和する設計が重要。使う側としては短時間の洗浄と十分なすすぎが推奨される。

相性の良い成分

アミノ酸系界面活性剤 両性界面活性剤 増粘剤

相性の悪い成分・混合注意

陽イオン界面活性剤 高級アルコール系界面活性剤

ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム(1E.O.)液を含む商品ランキング

16件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)