総合点
1.49総合ランク
2911個中 2053位成分数
64植物エキスの数
29コスパ
0安全性
0素材の品質
0洗浄剤の品質
0洗浄力
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
5注意が必要な素材
0メーカー
株式会社BEYONDブランド名
Nile ナイル容量
300ml参考価格
2680円1mlあたり
8.9円JANコード
4580612750846KaisekiID
8404全成分
このNileシャンプーの特徴は、有望な成分がちらほらと散見されるところ。
あの疑似ミノキシジルといわれるピロリジニルジアミノピリミジンオキシドや、キャピキシルの配合も見られますね。方向性としてはスカルプシャンプーというのは間違いないと思います。
そこで注目したいのが、何がどれくらい配合されていて、結果どんなシャンプーなのか。
ピロリジニルジアミノピリミジンオキシドにアメツバメエキス、ヒト遺伝子組換ポリペプチドなど、いかにも育毛効果を主張したいような成分がずらり並ぶシャンプーです。
ただ実は、これらの成分はおそらくホルス ESPコンプレックス-Aというセットで、それぞれのセット内での配合量も調べると明確に記されています。
これを見ると、例えばヒト遺伝子組換ポリペプチド類はそれぞれ0.0000001%〜0.000001%。
ピロリジニルジアミノピリミジンオキシドは1.5%。アナツバメ巣エキス、プラセンタエキスはそれぞれ0.14%。
これはセット内での濃度ですから、シャンプーに組み込まれた場合さらに薄まっているわけです。
このパーセンテージをどう考えるか、しかも洗い流してしまうわけですから、果たしてどの程度目的に対して効果があるのか。これはよくよく考えてみる必要がありそうですね。
もちろん、無いよりは確実にメリットはあると言えます。これらより存在感が薄いながらも、キャピキシルの配合もあるようですし。まぁ無いよりは希望がある。
ベース洗浄剤が、オレフィンスルホン酸Naということで、成分の割に商品価格が低いのはここが原因でしょうね。
明らかに配合量の多くを占める洗浄剤で、言い方が悪いですが価格調整をしているように見えます。
良く言えば、泡立ちが負けないように強い洗浄剤を持ってきた、と言えなくもないですが、アンチエイジングな成分構成のわりに粗雑に見えるのは否めないところでしょう。
成分のチョイスに関しては非常にやる気を感じるし、良いものを作ろうという意思が見て取れるシャンプーです。
この価格帯で選ぶなら試す価値は十分にあるでしょう。
頭皮にメリットの多い成分のオールスターと言う感じなので、もしかすると状況が改善する方も出てくるかもしれません。
ただ、前述したように多くを期待するのは様々な理由でちょっと難しい部分もあるということは理解したほうがよいでしょう。
値段の割に健闘している、意識の高いシャンプーであることはお伝えしておきます。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。