Ingredient Analysis

ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン

アニオン界面活性剤 50件の商品に配合 ID: 11442
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
+40

安全性
+30

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン
慣用名・別名ラウラミドプロピルスルホベタイン
INCI名Lauramidopropyl Hydroxysultaine
分子量387.51 Da
由来半合成
推奨配合濃度2〜8%
適正pH域3〜8
EWGスコア4/10
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +40
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +30
成分の素材品質・配合価値
安全性 +40
肌・頭皮への安全性
補修力 +10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +40
環境負荷・生分解性の評価

概要

ラウラミドプロピルヒドロキシスルタインは、ラウリン酸由来の脂肪酸アミドを親油基とするスルホベタイン(スルタイン)型両性界面活性剤。ベタイン型よりも分子活性が高く、洗浄・起泡・増粘・コンディショニングを一剤で担う多機能成分。アミノ酸系アニオン界面活性剤との併用で増粘効果が顕著に向上し、硬水中でも起泡安定性を維持。皮膚・眼粘膜刺激性が極めて低く、生分解性も高い環境配慮型の界面活性剤として評価が高い。

ラウラミドプロピルヒドロキシスルタインの解析

スルタイン型とベタイン型、何が違うのか?
両性界面活性剤には大きく「ベタイン型」と「スルタイン(スルホベタイン)型」がある。ラウラミドプロピルヒドロキシスルタインは後者に属し、親水性基として四級アンモニウムとスルホン酸基を持つ。一般的なコカミドプロピルベタインよりも電荷密度が高く、界面活性能・安定性・刺激抑制効果のいずれも上位互換的な特性を示す。

アニオン界面活性剤との相乗効果
アミノ酸系界面活性剤(グルタミン酸系・サルコシン系など)と組み合わせると、ミセル形成が促進されて水溶液粘度が著しく上昇する。この増粘効果は製剤設計において非常に有用で、ポリマー系増粘剤に頼らずに適切なテクスチャーを実現できる。また泡の持続性が高く、シャンプーのリッチな使用感を演出するうえでも貢献度が大きい。

安全性の高さを裏付けるデータ
20年以上のシャンプー・ボディソープへの配合実績を持ち、皮膚刺激性は5%濃度でほぼなし、眼刺激性は0.8%濃度で軽微〜ほぼなしという評価。感作性もほぼなしとされており、敏感肌・低刺激処方への採用も積極的に進んでいる。コカミドプロピルベタインで問題となることがあるアミドアミン不純物由来のアレルギーリスクも、スルタイン型では相対的に少ないとされる。

環境性能という隠れた強み
生分解性が高いことも特筆すべき点。海洋・土壌環境への負荷が低く、グリーンコスメ・サステナブル処方との親和性が高い。植物由来の脂肪酸(ヤシ油)をベースとする半合成成分であるため、天然・植物由来を訴求する製品にも適合しやすい。

まとめ:見逃されがちな高品質成分
派手な効果を主張するわけではないが、泡立ち・洗浄・コンディショニング・増粘・低刺激・生分解性をすべて高水準で備えた、処方設計者にとって非常に使い勝手の良い成分。シャンプー処方の「縁の下の力持ち」的存在であり、成分表示で見かけたら品質の目安になる一成分といえる。

相性の良い成分

ラウロイルメチルアラニン ココイルグルタミン酸 ベタイン系両性界面活性剤

相性の悪い成分・混合注意

強アニオン界面活性剤との過剰併用 金属イオン高濃度

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