解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
TOKYO COMPOSITEブランド名
ザパブリックオーガニック容量
480ml参考価格
1738円1mlあたり
3.6円JANコード
4571242823055KaisekiID
7815全成分
植物エキスいっぱいのアミノ酸系シャンプー。
ということで、見るからにマイルドそうで心地よいタイプの製品なのだろうなと想像できますね。
実際に中身がどうなっているでしょうか。
洗浄剤はラウロイルメチルアラニンナトリウムを軸として、ペリセアを加えた低刺激系のアミノ酸シャンプー。
コンディショニング効果もこれですとまずまず期待できるでしょう。
ペリセア(ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム)は洗浄剤の刺激を緩和する効果、高い浸透力で毛髪内部からの補修効果を期待できます。
さらに、クパスオイル、クインスシードエキス、マカダミアナッツ脂肪酸エチルといった素材も、潤滑性を高めるのに役立つでしょう。
アミノ酸系シャンプーといえば、洗浄力が物足りないのではないかという懸念が持たれがちですが、ラウロイルメチルアラニンナトリウムはさっぱり感があり、アミノ酸系の中ではそこそこ洗えるタイプの洗浄剤。
かつ、オレンジオイルの配合で脱脂力がある程度向上をしている点も踏まえれば、洗浄能力という意味ではまずまずあるほうでしょう。
ここまで見ると、バランスの良い使用感が期待できそうなシャンプーといえそうですが、欠点がないわけでもありません。
最も懸念材料と言えるのがレモン果皮油、グレープフルーツ果皮油という光毒性をもつ成分。
光毒性が髪に頭皮に残ることで、日光を浴びた際に刺激を伴う可能性を残してしまいます。
レモン果皮油は、グレープフルーツ果皮油の5倍の光毒性を持つことから、それほど安全なシャンプーと言い切れるわけではなさそうです。
さらに、それほど問題ではないにせよ、カチオン界面活性剤を含んでいる(ステアラミドプロピルジメチルアミン)ため、こちらも肌の弱い人にとっては肌荒れの原因となる要素といえそうです。
植物エキスがたっぷりでアミノ酸系、その優しそうなイメージを覆すこれらの要素を持っている、この点については注意する必要があるでしょう。
総合的にはそれほど悪いシャンプーとは思いませんが、植物由来ならなんでもマイルドというわけでもない、という基本的な部分を抑える必要がありそうです。
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