解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
マックスブランド名
無添加容量
450ml参考価格
784円1mlあたり
1.7円JANコード
4902895041457KaisekiID
7976全成分
無添加シャンプーという名称から、 てっきり石鹸100%系かと思っていました。ところが、 実のところ ほぼアミノ酸系シャンプーというから驚き。
軸となっている洗浄剤はココイルメチルタウリンナトリウム。そこに、 両性界面活性剤二種類が加わり、とてもすすぎ性の良いさっぱりした洗い上がりの構成。くわえて、 トリデセス7カルボン酸Naも比較的さっぱり感を与えますから、 印象的には石鹸に近い部類の洗浄性と言えるでしょう。
両性界面活性剤である ラウラミドプロピルベタイン、 ラウリルヒドロキシスルタインの2種はいずれも泡切れがよく、 しっとり感が残りにくいため さらっとした洗いあがりを与えます。
ベースの ココイルメチルタウリンNaはアミノ酸系の中でも泡切れ良くさっぱり系。
と、このように全体的にさらさら傾向の素材で固めて作られているのがわかります。
無添加、というわりにいくつか添加成分が含まれるのですが、ポリクオタニウム-50と49がヘアケアを担っている様子。
この2つはシリコン的な潤滑性を与えるため皮膜形成します。ある程度ダメージ部に吸着してくれるため、そこそこ性能は悪くないですが驚くほどでもありません。
洗浄剤が少しばかりコンディショニング効果を持つことも相まって、一般的なシャンプーに比べると髪の仕上がりもそこそこに滑り性を獲得できるでしょう。
とくに、石けん系のシャンプーと比べると飛躍的に良質な仕上がりと言えそうです。
無添加という商品名は、いかがなものかなと思う部分もありますが、シャンプーとしての性能は悪くありません。シンプルにさらっと洗い上げて、髪にもそこそこ良い。安全性と環境への配慮も感じられ、全体的なバランスは良好です。
とくに洗浄剤の部分もクオリティは、この値段で買えるシャンプーのそれを凌駕する可能性を秘めていますね。
質の良い素材ではありますが、安全性を考慮するためにあまり濃度は高くない可能性が高いので、大人や皮脂の多い方などには不足が感じられるかもしれません。
肌や髪にやさしいシャンプーを求めている場合には、わりと満足度が高いシャンプーでしょう。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。