解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
S・Sブランド名
シャンプーデイリー容量
350ml参考価格
1705円1mlあたり
4.9円JANコード
5205851710008KaisekiID
8145全成分
安っぽい作りがベースとなっていますが、潤滑性成分を多く添加し、香りもこだわっている、というシャンプーです。
洗浄剤は、ラウレス硫酸Na、塩化Na、コカミドプロピルベタインという超平凡な低コスト材料。
洗浄力が強く、浸透こそしないものの皮膚や髪の表面を強く洗浄します。
非イオン界面活性剤ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル配合で多少潤滑性を感じる仕上がりになりそうですね。PEG-12ジメチコンや、スチレン/アクリレーツコポリマーのコーティングも効いてきて、コンディショニング作用はまずまず体感できそうです。
ただ、髪がしっかり補修されるようなものではなく、一時的な感触改良にとどまるでしょう。
ヘキシルシンナマル、α-イソメチルイオノンなどの香り成分を楽しめる、という面はこのシャンプーの個性となっている部分です。
細かい部分では、ソルビン酸Kの抗菌作用、グルタミン酸ジ酢酸4Naなどの添加成分が安全性や生分解性を重視されていて、安心して使えるように設計されている点は注目です。
デメリットとしては、やはりベースが安物であること。1750円という値段のわりに、中身は随分と安っぽいという評価になりそうで怖いですね。
添加成分ですこし巻き返してはいるものの、いかんせん洗浄剤の安っぽさがどうしても気になります。
単純に洗浄力も高すぎますので、万人向けとはいきませんね。
香りやコンディショニング成分では健闘しているという見方もできます。
ただ、洗浄剤は言い訳できないレベルで安っぽいので、シャンプーにある程度の品質を求めるのであれば選択肢に入らないかな、と思います。
中途半端にコーティング効果があるので、あまり不満を感じることはないかもしれませんが、髪自体が強化されているわけではありません。
使うたびに髪も頭皮も確実にダメージしていくタイプのシャンプーです。
ということでオススメなシャンプーという感じではありません。
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