解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
韓国高麗人参社ブランド名
EGG REMEDY容量
200ml参考価格
1650円1mlあたり
8.3円JANコード
8809658627681KaisekiID
8134全成分
色々入っていそうで、実はチグハグ感のあるシャンプー。
はちみつや卵エキスなど、添加成分に何かと注目がいくシャンプーです。ただ、見るべきところは核心部分。大半を占める洗浄剤の部分を中心にクオリティを推し量っていきたいと思います。
この洗浄剤が曲者なんですね。
ベースはスルホコハク酸ラウレス二ナトリウム。洗浄力はそこそこ高く、環境にやさしいタイプの洗浄剤です。
これだけなら普通というか、よくあるパターンなのですが、なんとここからが変。
まず、石鹸入り。ヤシ脂肪酸Kが石鹸です。これはつまり、全体的に弱酸性ではなく、アルカリ性寄りなのでは?と考えるのが自然となります。
これでは、卵やはちみつなどでいくら滑らかさを出しても、髪はキューティクルが開いてダメージしてしまいます。
そして、ココイルグリシンK。これはアミノ酸系ですが、アルカリ性で泡立ちなどが一番元気になるタイプです。そのため、やはり全体がアルカリ寄りの設定であることが強く推察されるわけですね。
アルカリ性だと、前述したように髪はダメージしますし、頭皮に関しても保湿成分が強烈に溶け出してしまいます。
よって、基本的にシャンプーでアルカリ寄りはおすすめしません。もちろん、石鹸も同じ理由で。
卵黄エキスや卵白エキス、アルガンオイル、アボカド油、シルク、エラスチン、はちみつというように、保湿・油分補給系の成分が色々配合されています。
それ自体は潤滑性やツヤを与えて喜ばしいのですが、やはりベース部分のクオリティに多少問題があることが影響し、総合的には一時的な保湿効果に終わってしまうのではないかと思います。
しっとり感やツヤ感などが上塗りされるものの、実態は髪がダメージし、頭皮は乾燥する。これでは、シャンプーとしては理想とは言いづらいかもしれませんね。
決して最悪なシャンプーというわけでありません。しっかりと洗いたい方にはそれなりに気に入られる可能性があるシャンプーだと思いますね。
ただ、基本的に肌や髪をダメージさせたり乾燥させたりするシャンプーはあまり良くないと考えますので、とくに石鹸の入っている部分に関してはあまりお勧めできるものではないと言えるでしょう。
そんなに安いシャンプーではありませんし、それであるならばもっとクオリティを求めてもいいのかなあと考えます。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。