Ingredient Analysis

ヤシ脂肪酸K

アニオン界面活性剤 46件の商品に配合 ID: 11732
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
-20

安全性
-10

素材の品質
-20

使用感
基本情報
成分名ヤシ脂肪酸K
慣用名・別名ヤシ油脂肪酸カリウム
INCI名Potassium Cocoate
化学式ヤシ油由来混合脂肪酸のカリウム塩(主:ラウリン酸K、ミリスチン酸K等)
由来植物性
推奨配合濃度3〜15%
適正pH域8.0〜9.5
EWGスコア4/10
コメドジェニック度2/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +50
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 -10
成分の素材品質・配合価値
安全性 -20
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 -20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 -20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +20
環境負荷・生分解性の評価

概要

ヤシ油由来の脂肪酸カリウム塩(石鹸系アニオン界面活性剤)。主成分はラウリン酸Kで、泡立ちが豊富でさっぱりとした洗浄力を持つ。アルカリ性のため髪・肌のバリア機能を溶解しやすく、石鹸カスも発生しやすい。乾燥肌・敏感肌には不向きで、使用感・安全性ともに課題が多い。

ヤシ脂肪酸Kの解析

ヤシ脂肪酸K(Potassium Cocoate)は、ヤシ油またはパーム核油由来の混合脂肪酸にカリウムを結合させた石鹸型アニオン界面活性剤。主成分はラウリン酸カリウムで、ミリスチン酸・パルミチン酸・カプリル酸なども含む天然由来組成を持つ。CAS番号は61789-30-8。

洗浄メカニズムとしては、脂肪酸塩が皮脂・汚れを乳化・除去する典型的な石鹸作用を示す。泡立ちが非常に豊富でクリーミーな泡質を形成し、洗浄力は高い。ただし製品のpHは通常8〜10程度の弱〜中アルカリ性となり、髪のキューティクルや肌の角質バリアを膨潤・溶解させやすい。その結果、洗い上がりがパサつきやすく、特にダメージ毛・乾燥肌・敏感肌には刺激を与えやすい。

硬水環境では石鹸カス(金属石鹸)が生成しやすく、髪への残留による軋み感や肌のざらつきも問題点として挙げられる。アルカリによる等電点変化でタンパク質変性リスクもあり、頭皮・肌の常在菌バランスへの影響も懸念される。

一方で、植物由来かつ生分解性は比較的高く、環境負荷は合成界面活性剤より低い面もある。ただし製造工程でのCO2排出や、原料パーム核油の調達に伴う環境問題も存在する。石鹸系シャンプーやボディソープに広く配合されており、リンス不要シャンプー等との組み合わせで使用されることも多い。高配合製品では洗い流し後のコンディショニング剤との組み合わせが必須と言える。

相性の良い成分

グリセリン リモノイドカテキン

相性の悪い成分・混合注意

クエン酸 酢酸 強酸性成分

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46件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)