解析結果

Dove(ダヴ) ボディーソープ ラベンダー&オーツミルク (ボディウォッシュ)

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販売開始から 1年3ヵ月8日(464日)
Dove(ダヴ) ボディーソープ ラベンダー&オーツミルク (ボディウォッシュ)
ユニリーバ・ジャパン Dove(ダヴ) ボディーソープ ラベンダー&オーツミルク (ボディウォッシュ)をAmazonアマゾンで購入
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総合点

1.4
1.4

総合ランク

484個中 460

成分数

42

植物エキスの数

1

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

0

注意が必要な素材

1

香り

心落ち着くラベンダー&オーツミルクエキスの香り(香料配合)

サブカテゴリ

ボディソープ

メーカー

ユニリーバ・ジャパン

ブランド

Dove

容量

470ml

参考価格

581円

1ml単価

1.2円

JAN

4902111777887

ASIN

B0DBQ1PKK7

発売日

20240906

ID

10142
Dove(ダヴ) ボディーソープ ラベンダー&オーツミルク (ボディウォッシュ)解析チャート
販売元による宣伝文
お風呂上りもうるおい続く。うるおい透明肌に。
お子様の1人洗いにも! ダヴはうるおいを守りながら肌をやさしく洗います。
オーツミルクエキス *¹ 配合のラベンダー&オーツミルク リッチなクリーミー泡でうるおい守りながら古い角質を洗い流し、透明感のある肌に導きます。 *¹ カラスムギ殻粒エキス:整肌成分
心落ち着くラベンダー&オーツミルクエキスの香り(香料配合) 香り豊かなラベンダーから抽出したラベンダーオイル(保湿成分)配合
瞬間浸透*² うるおいミルク*³、トリプルセラミド*⁴ 配合 だから、お風呂上りもうるおい続く。 *² 角質層内 *³ ステアリン酸、セラミドNG、ココイルグリシンK、ビタミンB3、ワセリン、ヒドロキシステアリン酸、グリセリン水溶液:うるおい成分 *⁴ セラミドNP、セラミドAP、セラミドEOP:保湿成分
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Dove(ダヴ) ボディーソープ ラベンダー&オーツミルク (ボディウォッシュ)の解説

その潤い、錯覚です。「ラベンダーの香り」に隠された脱脂力の正体

解析チームです。

世界的な消費財大手ユニリーバが展開する「ダヴ」。CMでお馴染みの「うるおい」イメージとは裏腹に、その中身はかなりアグレッシブな設計です。「ラベンダーとオーツミルク」という優しげな響きに隠された、意外な洗浄メカニズムを紐解きます。見かけの優しさに騙されてはいけません。

概要

解析ドットコム総合ランク

460位 / 410製品中

測定範囲外の低評価
スタッツ分析
総合スコア 1.4 / 5.0
成分品質 0.4 / 5.0
安全性 1.2 / 5.0

数字は嘘をつきません。ハッキリ言いますが、業界平均を大きく下回る「危険水域」のスコアです。特に成分レベルの「0.4点」は、一般的なボディソープと比較しても下位1%に含まれる数値。これは「洗う」という行為において、肌への負担が看過できないレベルであることを示唆しています。

注目の成分

この製品の骨格を成すのは、「強力な脱脂力」と「殺菌力」です。潤い成分はあくまでオマケに過ぎないことが、処方解析から浮き彫りになります。

「脱脂力の二重奏」です。ラウレス硫酸Naは非常に安価で泡立ちが良い反面、肌の保湿因子まで剥がし取る強力な洗浄剤。これにアルカリ性の石鹸成分(ヤシ脂肪酸Kなど)を組み合わせることで、肌のpHバランスをアルカリ性に傾け、バリア機能を著しく低下させます。一般的に、この組み合わせは「乾燥を招く黄金比」と言えます。

「殺菌剤の隠し球」。通常、薬用ソープやフケ防止シャンプーに使われる強力な殺菌成分です。グラム陽性・陰性菌、真菌に至るまで幅広く作用します。一見良さそうですが、日常使いのボディソープに配合すると、肌を守る「美肌菌(常在菌)」まで無差別に攻撃するリスクがあります。

アミノ酸系という名前の皮を被った「脱脂マシーン」です。アミノ酸系洗浄剤の中でトップレベルの脱脂力を持ち、アルカリ性で機能します。さっぱり感は出ますが、ダメージ肌には塩を塗るようなものです。

解析チームのメモ

余談ですが、成分表にある「ワセリン」や「セラミド」を見て「保湿されそう!」と期待した方、残念なお知らせです。これら強力な洗浄剤の前では、保湿成分は洗い流される運命にあります。プラスマイナスで言えば、圧倒的にマイナス(脱脂)が勝る設計です。

メリットとデメリット

メリット(一瞬の快楽)
  • 圧倒的なコストパフォーマンス 500円台で大容量。財布へのダメージだけは最小限です。
  • 爆発的な泡立ち ラウレス硫酸Naと石鹸のコンボにより、誰でも簡単にモコモコの泡が作れます。
  • ヌルつきのない「キュッ」とした洗い上がり 皮脂を根こそぎ持っていくので、直後のサッパリ感は強烈です。
デメリット(長期的な代償)
  • 「バリア機能」の破壊工作 強力な脱脂力とアルカリ性が、肌本来の保湿機能を無効化します。
  • 常在菌の大量虐殺 ピロクトンオラミンの殺菌力は、肌フローラを乱し、逆に肌トラブルを招く恐れがあります。
  • 乾燥スパイラルの原因 洗うたびに乾燥し、それを補うために高いボディクリームが必要になるなら、決して「経済的」とは言えません。

「汚れだけでなく、肌の未来まで洗い流してしまう。」

成分解析の結果として

まとめ

一言で言えば、この製品は「ラベンダーの香りがするブルドーザー」です。

表面の汚れを一掃するパワーは凄まじいですが、その代償として肌の更地化(バリア機能の破壊)が進みます。一般的なスキンケアの観点からは、肌の乾燥に悩む現代人が日常的に使うべきものではありません。「ダヴ=うるおい」というブランドイメージと、実際の成分構成(高脱脂・高殺菌)のギャップがあまりにも大きすぎます。

肌を大切にしたいなら、今すぐ「弱酸性」または「マイルドな洗浄成分」へ乗り換えることを強く推奨します。

使用シーン別推奨度
  1. 泥汚れ・機械油まみれの方
    過剰な洗浄力が必要な特殊な状況なら。
    △ 条件付で可
  2. 乾燥肌・敏感肌の方
    自ら肌荒れを招くようなものです。
    × 非推奨
  3. 小さなお子様
    未熟な肌バリアを破壊するリスクが高い。
    × 絶対ダメ
  4. 肌フローラ(常在菌)を気にする方
    殺菌剤配合のため避けるべき。
    × 論外