成分数 | 洗浄剤数 | エキス系 | 特効 | ダメ |
---|---|---|---|---|
32 | 4 | 6 | 0 | 0 |
雪肌精の洗顔料。
基本は石鹸ですが、ただの石鹸とは少し違うようです。
ベースにヤシ脂肪酸TEA、(ラウリン酸/ミリスチン酸)TEAなど、一般的な石鹸とは少し仕上げ方が違う内容で、感触的にはよりソフトに感じられるものとなるでしょう。
ここに、ココアンホ酢酸ナトリウム、ラウリルベタイン、ココイルメチルタウリンナトリウムなどアミノ酸系や両性界面活性剤をミックスさせて、石鹸のデメリットを少々緩和している構成です。
石鹸のデメリットといえば、そのアルカリ性という特徴ゆえに肌の保湿因子をとても多く溶出してしまうという致命的なデメリットがあります。
この悪い部分を、他の界面活性剤がクッションのように緩和させている、というのはこの洗顔料の特徴のようです。
加えて、アケビ茎エキス、オウゴンエキス、甜茶エキス、トウキ根エキス、ハトムギエキスが整肌作用を付与し、ただ洗うだけでなく肌をなめらかに整えるという役割も果たしています。
保湿効果の高いポリアスパラギン酸ナトリウム、スクワランといった素材もありますね。
石鹸にありがちな突っ張るほど肌が乾燥するという悪い特徴を、これらの素材が見事にカバーしているような感じです.
とはいえ,やはり石鹸タイプの洗顔料を使った後は、適切な保湿ケアが別途必要というのは変わりありません。
素早く弱酸性の状態に戻してあげてほしいですし、溶け出した保湿因子を後から補うというのは理にかなった行動と言えます。
ただ石鹸系の洗顔料を好まれる方にとって、石鹸でありながら比較的お勧めできるレベルの洗顔料であることは間違いありません。
アミノ酸タイプのような洗浄力の低さやしっとり感の強すぎる印象が好まれない、という方にとっては適切な選択肢となる可能性が高いでしょう。
洗浄剤の構成もさることながら、植物エキスのクオリティも高く、半ば美容効果のようなものを得られるという点では悪くない選択肢であると言えます。
一度試してみるのはアリでしょう。
ミルクドロップ製法から生まれる、濃密な泡。
うるおいを守りながら、澄んだ肌に洗い上げる洗顔料。
肌にやさしいタウリン系洗浄成分をはじめ、保湿成分や乳液由来のエモリエント成分でつくりあげる柔軟な泡が、うるおいを守りながら肌を包み込むようにしっとりと洗い上げます。
テンチャエキスが紫外線ダメージを受けた肌もケアし、くすみ※1の原因となる古い角質や汚れを落として肌本来の健やかさと透明感をさらに引き出します。
次に使う化粧品がスムーズになじむ、なめらかでみずみずしい、キメ細かな肌にととのえます。
さわやかな香りとやさしい使い心地です。
※1 紫外線からくる乾燥によるくすみ
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。