解析結果

雪肌精 クリアウェルネス (敏感肌用) クレンジング ジェル

広告を含みます。
販売開始から 5年2ヵ月28日(1915日)
雪肌精 クリアウェルネス (敏感肌用) クレンジング ジェル
コーセー 雪肌精 クリアウェルネス (敏感肌用) クレンジング ジェルをAmazonアマゾンで購入
楽天rakutenで購入

総合点

3.06
3.06

総合ランク

383個中 148

成分数

20

植物エキスの数

4

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

洗浄剤の品質

0

洗浄力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

0

注意が必要な素材

1

香り

無香料

サイズ (cm)

長: 4.8 幅: 5.8 高: 17.2

サブカテゴリ

クレンジングジェル

メーカー

コーセー

ブランド

雪肌精

容量

140ml

参考価格

1980円

1ml単価

14.1円

JAN

4971710287875

ASIN

B08J69JVGT

発売日

20200916

ID

10111
雪肌精 クリアウェルネス (敏感肌用) クレンジング ジェル解析チャート
販売元による宣伝文
美しい地球に育まれた自然のめぐみを凝縮。メイクアップ料だけでなく、古い角質によるくすみや毛穴の奥の汚れまで負担感なくすっきりと落とす、みずみずしい低刺激性クレンジングジェルです。
みずみずしさとクッション性を兼ね備えたジェルが、肌の上でなめらかなオイルへ変化。クレンジング時の過剰な摩擦による肌負担に着目した処方で、肌に優しい使用感とクレンジングオイルのような落ちのよさを両立しました。
メイクの汚れを感じとると、カプセルからオイルが弾けだし、素早く汚れを巻き込んで、キメの間はもちろん、毛穴の奥に詰まりがちな汚れを溶かしだします。
日本の大自然から生まれた独自成分「ITOWA」配合。和漢植物をはじめとした植物由来成分を贅沢につめこみ、うるおいバリアの量と質を上げることで肌あれを防ぎ、環境トラブルにも負けない、健やかな肌を保ちます。
アルコール(エチルアルコール)フリー/パラベン(防腐剤)フリー/鉱物油フリー/無香料/無着色
アレルギーテスト済み/パッチテスト済み/スティンギング(皮膚刺激感)テスト済み (すべてのかたにアレルギーや皮膚刺激が起きない、刺激感がないというわけではありません。)
広告を含みます。

雪肌精 クリアウェルネス (敏感肌用) クレンジング ジェルの解説

1980円の価値はある?成分解析で見えた“ブランド代”の真実

解析チームです。

解析チームです。誰もが知る「雪肌精」ブランドが、敏感肌市場に本気で切り込んだクリアウェルネスシリーズ。その中でも「ジェルがオイルに変わる」というテクスチャーの変化球で、摩擦レスと洗浄力の両立を狙ったのがこの一本です。しかし、ブランドの知名度と実際の肌への「優しさ」は必ずしも比例しないのが化粧品業界の常。果たしてこの青いボトルは、敏感肌の救世主となり得るのか、それともただのブランド品なのか。成分の深層からその実力を紐解きます。

概要

解析ドットコム総合評価:3.06点 / 5.0点

総合ランク (148位 / 324商品) Top 45%
上位45%
洗浄力
3.5
平均以上
安全性
3.1
標準的
コスパ
2.4
やや厳しい

要するに「優等生だが突出したものがない」のが現状です。 データが語るのは、極めて平均的な姿。洗浄力3.5点はジェルタイプとしては健闘していますが、敏感肌用を謳いながら安全性スコアが3.1点(平均レベル)にとどまっている点は見逃せません。ECサイトでの売上ランキングはTop 5%と非常に人気が高いものの、中身のスペックは「ブランド力」による加点が大きい可能性があります。解析データ上、成分レベルは2.4点と厳しめの評価が出ており、価格1,980円に対してのパフォーマンスは慎重に見る必要があります。

注目の成分

コーセー独自成分「ITOWA」を核とした植物エキスの配合は魅力的ですが、ベースの設計こそが重要です。

ハトムギ種子エキス

整肌・保湿

雪肌精のアイデンティティとも言える成分。種子から抽出されたエキスは、皮膚科学の研究において角層の水分保持能の改善やターンオーバーの正常化に関与することが示唆されています。肌荒れを防ぎ、透明感(※保湿による)を引き出す鍵となります。

ゲットウ葉エキス

ハリ・弾力

ショウガ科の月桃から抽出。近年の研究では、線維芽細胞の増殖促進やコラーゲン合成のサポートが期待できるデータもあり、エイジングケア(※年齢に応じたケア)の文脈で注目されています。洗顔段階でどこまで浸透するかは議論の余地がありますが、肌環境を整える一助にはなります。

ステアロイルメチルタウリンNa

洗浄・乳化

アミノ酸系界面活性剤の一種ですが、ここでは主に乳化の安定化やテクスチャー調整に寄与しています。比較的低刺激ですが、適度な洗浄力を持ち合わせており、ジェルを肌に乗せた際の「感触」をコントロールする影の立役者です。

ヨモギ葉エキス

抗炎症・収れん

古くから薬草として親しまれてきた成分。フラボノイドやタンニンを含み、ヒスタミン遊離抑制作用などの抗炎症アプローチが期待されます。敏感肌特有の「ゆらぎ」に対して、穏やかに鎮静をサポートする役割を担います。

余談ですが: ヨモギは「和製ハーブの女王」とも呼ばれ、韓国コスメでも「マグワート」の名で鎮静ケアの主役として大流行しています。日本の伝統成分が今、世界で再評価されているのです。

メリットとデメリット

ここが「推せる」
  • テクスチャー変化の魔法
    肌に乗せるとジェルからオイルへ変化。クッション性があり摩擦を抑えつつ、オイル化することでメイク浮きを良くする設計はお見事。
  • 乾燥させない洗い上がり
    保湿力スコア2.9点は決して低くありません。洗浄後のつっぱり感を感じにくい構成です。
  • 和漢植物へのこだわり
    「ITOWA」をはじめとするエキス群は、肌のバリア機能を意識した構成であり、長期使用での安定感は見込めます。
ここが「惜しい」
  • コスパの壁(2.4点)
    1,980円で140ml。ドラッグストアには半額以下で同等の洗浄性能を持つ製品が存在します。「雪肌精」というブランド体験代が含まれていると考えるべきです。
  • 「敏感肌用」の定義
    安全性スコア3.1は平凡です。成分数20個とシンプルですが、防腐剤フリー等の表記があっても、基剤の相性によっては刺激を感じる可能性があります。
  • WPメイクには力不足
    ウォータープルーフのマスカラなどは、このマイルドな洗浄力では落としきれない可能性が高いです。

競合と比較すると、ファンケルのような「徹底した無添加・洗浄力」や、ちふれのような「圧倒的安さ」の狭間で、少し立ち位置がふわっとしているのが正直なところです。

まとめ

「ブランド愛が試される、摩擦レスな優等生」

雪肌精の世界観が好きで、ナチュラルメイク派なら迷わずGO。
しかし、「コスパ」や「角栓への攻撃力」を求めるなら、回れ右。

厳しいことを言えば、成分だけで見ると1,980円は少し強気な設定です。しかし、この製品の真価は「ジェルからオイルへ変わる瞬間の心地よさ」と「摩擦への配慮」にあります。毎日のクレンジングで肌を擦りすぎている自覚がある方にとっては、このクッション性は投資する価値があるでしょう。逆に、機能性だけを追求するなら、他の選択肢も視野に入れるべきです。

使用シーン別推奨度

  1. 日焼け止め・BBクリームのみの日
    摩擦を極限まで減らしたい日に最適。
    ◎ 推奨
  2. 一般的なオフィスメイク
    ファンデーションも問題なく浮かせることができます。
    ○ 適合
  3. ウォータープルーフ・ガッツリメイク
    ポイントリムーバーの併用が必須。これ一本では荷が重い。
    △ 微妙