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総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
全成分
言わずとしれた化粧品ブランド「雪肌精」のパウダーウォッシュです。
雪肌精は1985年に誕生した重鎮ブランドで、和漢植物エキスが処方の特徴となっています。
新雪のようにきめ細かいパウダー状の洗顔料、というこちらの商品ですが、内容的にはシンプルに石鹸ですね。
タルクをミックスさせることで石鹸をパウダー状に変化させ、洗うときには普通の石鹸のように泡立つ・・という感じです。
パウダー状であることで品質保持期限が延びたり、持ち運びに便利だったりといった利点が生まれているかもしれません。
ただ、石鹸は石鹸です。
石鹸の特徴はアルカリ性です。
優しく洗い上げるということは、石鹸に於いては難しいでしょう。
というのも、アルカリ性ゆえにたっぷりと肌を乾燥させるという宿命にあるから。
弱酸性の商品が増えているのは、無駄に皮膚バリアを取り去りすぎないから。アルカリ性はその逆で、肌バリアを積極的に溶かします。
洗浄力が強いのとは少し違います。溶かすんです。
そのため、洗浄力が頼りないと言う意味ではやさしく洗い上げますが、皮膚はバリアを溶かされ、荒れるんです。
相矛盾するような話ですが、この辺が石鹸がやさしいと誤解されている理由でもあります。
それはさておき、パウダー状でいくつかの利点があるのは間違いありませんし、アルカリ性をすぐ除去できるようなアフターケアを前提としているのであればこの製品も使いようがあります。
アフターケアが万全であれば、そのクリーミィな泡による洗顔が心地よく、楽しめる製品となる可能性もあるでしょう。
また、植物エキスの選定はさすがだなと思います。
シソ、シャクヤク、トウキ、ハトムギという何とも絶妙なチョイスはさすがとしか言いようがありません。
これは間違いなく肌が喜ぶタイプのメリットを持ち合わせています。
生体適合性の優れる保湿成分も配合し、整肌作用の高い昔ながらの評価の高い植物エキスを内包した雪肌精は、やはり一味違うクオリティをどうやら持っているようです。
この洗顔料とて、石鹸だから一概にダメと言えないほど気の利いた作りになっている部分はやはり評価すべきでしょう。
それなりに値段はアレですが、品質は少しばかり違いを感じさせるだけのものはあると印象を受けています。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。