Ingredient Analysis

ヤシ脂肪酸TEA

アニオン界面活性剤 21件の商品に配合 ID: 43
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
-30

安全性
-10

素材の品質
-20

使用感
基本情報
成分名ヤシ脂肪酸TEA
慣用名・別名ヤシ脂肪酸トリエタノールアミン
INCI名TEA-Cocoate
化学式C12-18H25-37COONa(C2H4OH)3
分子量約350-400 Da
由来植物性
推奨配合濃度1〜5%
適正pH域8.0〜9.5
EWGスコア3/10
コメドジェニック度2/5
EU規制規制なし
日本規制 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +30
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 -10
成分の素材品質・配合価値
安全性 -30
肌・頭皮への安全性
補修力 -20
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 -30
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 -20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +20
環境負荷・生分解性の評価

概要

ヤシ脂肪酸とトリエタノールアミンから形成される石鹸系界面活性剤。高い洗浄力を持つがアルカリ性のため毛髪のキューティクルを開かせ、タンパク質変性リスクを有する。脱脂力が強く皮脂バランスを崩しやすい。乳化安定剤としても機能するが、石鹸特有の金属イオンによる沈殿形成や硬水での性能低下が課題。

ヤシ脂肪酸TEAの解析

ヤシ脂肪酸TEAは、天然のココナッツ油から得られる脂肪酸とトリエタノールアミン(TEA)を結合させたアニオン界面活性剤です。石鹸の一種であり、優れた洗浄力と起泡性を持つ反面、現代のヘアケアにおいては問題となる特性も併せ持っています。

この成分の最大の特徴はアルカリ性にあります。健康な髪のpHが弱酸性(4.5-5.5)であるのに対し、石鹸系成分は8-9の高いpH値を示します。これは例えるなら、デリケートな絹の着物をゴシゴシ洗うようなもので、毛髪のキューティクルが開いてタンパク質の流出や構造変化を引き起こします。

また、金属イオンとの反応性も重要な問題点です。硬水中のカルシウムやマグネシウムイオンと結合して不溶性の沈殿を形成し、髪に白いカスが残る現象を引き起こします。これは石鹸カスと呼ばれ、髪のごわつきや手触りの悪化につながります。

一方で、乳化安定剤としての機能も持ち、油性成分と水性成分を安定的に混合させる役割を果たします。コストパフォーマンスに優れ、大量生産に適している点は製造メーカーにとってメリットとなります。

相性の良い成分

クエン酸 リンゴ酸 酢酸

相性の悪い成分・混合注意

カチオン界面活性剤 金属塩 酸性成分

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