解析結果

ダヴ ボディウォッシュ さくら

カテゴリ:ボディソープ

販売開始から 1年1ヵ月22日(418日)
https://hb.afl.rakuten.co.jp/ichiba/126f78b3.ad216b33.126f78b4.0ea1f28c/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Ftsuruha%2F10175224%2F&link_type=hybrid_url&ut=eyJwYWdlIjoiaXRlbSIsInR5cGUiOiJoeWJyaWRfdXJsIiwic2l6ZSI6IjI0MHgyNDAiLCJuYW0iOjEsIm5hbXAiOiJyaWdodCIsImNvbSI6MSwiY29tcCI6ImRvd24iLCJwcmljZSI6MSwiYm9yIjoxLCJjb2wiOjEsImJidG4iOjEsInByb2QiOjAsImFtcCI6ZmFsc2V9カイセキストア+で購入
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総合ランク

466個中 348

総合点

1.97
1.97

1mlあたり

1.2
コスパ
2.6

口コミの評価

2.5
口コミ数 3件
2.5

カテゴリ内順位

75%以内
349位 / 465製品中
上位
ダヴ ボディウォッシュ さくら解析チャート

DATA口コミによる評価

DATA口コミ・販売データ

Amazon 2.5 口コミ評価
Amazon 3 口コミ数
Amazon 136005 Amazonランク

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

CMR発がん性の成分が検出されました(1件)

個人差要因皮膚感作性2件・内分泌撹乱性1件・経皮吸収40件

リスクスコア 2/100 | ! フラグ成分 1 | EWG 35件評価済み
CMR BHT
EWG 3+ BHT(7)、EDTA-4Na(4)、PG(4)、エチルヘキシルグリセリン(4)、カルボマー(3)、コカミドプロピルベタイン(3)、ココイルグリシンK(3)、ピロクトンオラミン(4)、ミリスチン酸(3)、ヤシ脂肪酸K(4)、ラウリン酸(3)、ラウレス硫酸Na(6)、ラウロイルラクチレートNa(3)、水酸化K(8)、赤227(7)、青1(3)
リスクスコア
2 / 100
解析安全性値
2.1 / 5
EWG スコア
平均 2.6 最高 8
フラグ成分の詳細(1件)
CMR EU 発がん性・変異原性・生殖毒性
BHT
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 2件
フェノキシエタノール・ラウレス硫酸Na
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
1件検出
BHT
生分解性
71%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
36%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 41
植物エキス 1
コスパ
2.6
安全性
3.5
素材の品質
1.1
洗浄剤の品質
1.1
洗浄力
4.8
使用感の良さ
3.3
エイジングケア
2.2
ホワイトニング
2.7
保湿効果
4.3
スキンケア力
1.8
環境配慮
2.4
浸透力
3.6
即効性
5.0
持続性
5.0
ツヤ感
2.9
サラサラ感
3.9
優れた素材 0
注意素材 2
香り さくら
サブカテゴリ 総合
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ANALYZEDダヴ ボディウォッシュ さくらの解説

うるおい謳うダヴ 成分は真逆だった

解析チームです。世界最大級の消費財メーカー、ユニリーバ。その傘下で「うるおい」をブランドアイデンティティの中核に据え、半世紀以上にわたり市場に君臨してきたダヴから、春の訪れを告げる限定品「さくら」が登場しました。メーカーは「お風呂上りもうるおい続く」と謳い、トリプルセラミドなどの保湿成分を配合している点を強調していますが、果たしてその実態はどうなのでしょうか。我々の解析データは、その華やかなイメージとは少し異なる側面を指し示しています。洗浄成分の構成、特に石鹸と強力な合成界面活性剤の組み合わせは、本当にブランドが掲げる「うるおいを守りながらやさしく洗う」という理念を体現しているのか。その処方の真実に迫ってみたいと思います。

概要

さて、早速この製品の成績表を見ていきましょう。当解析ドットコムにおける総合評価は、5点満点中1.43点。これは410製品中441位という、正直に言ってかなり厳しい結果です。ランキングの分母を超えてしまっているのは、同率最下位が多数存在するためですね。特に注目すべきは、処方の根幹をなす「配合成分のレベル」で、これが驚異の0.4点。これは全評価製品の中でも最低レベルのスコアであり、製品のコンセプトと成分構成の間に大きな乖離があることを示唆しています。保湿力こそ2.5点と平均レベルを確保していますが、これは強力な洗浄剤で奪ったうるおいを、ワセリンなどで後から補うという、いわばマッチポンプ的な処方設計の結果と推察されます。全体的な安全性も1.3点と低く、これは洗浄主剤の刺激性が評価に大きく影響しています。ECサイトでの売上ランキングは上位7%と好調のようですが、これはブランド力と季節限定というマーケティング戦略の勝利であり、残念ながら中身のクオリティが伴っているとは言い難い、というのが我々の率直な見解です。

注目の成分

洗浄剤トリオ:ヤシ脂肪酸K、ラウレス硫酸Na、ココイルグリシンK

このボディソープの洗浄力の根幹を担うのが、この3つの成分です。まずベースとなるのはヤシ脂肪酸K、いわゆる石鹸です。豊かな泡立ちとさっぱりした洗い上がりが特徴ですが、アルカリ性であるため肌の弱酸性のバリア機能を一時的に崩し、乾燥やつっぱり感の原因となり得ます。そこへ加わるのがラウレス硫酸Na。非常に安価で優れた起泡力を持つ一方、高い脱脂力とタンパク質変性作用(肌のタンパク質に影響を与える性質)が知られており、肌の乾燥を助長する代表的な成分です。そしてココイルグリシンK。これは「アミノ酸系洗浄剤」に分類されますが、その中では洗浄力・刺激性ともにトップクラス。石鹸と同様にアルカリ性で性能を発揮するため、この製品の洗浄基盤が全体として肌のバリア機能に対して厳しい設計であることが窺えます。これら3つが組み合わさることで、強力な洗浄力と豊かな泡立ちを実現していますが、その代償として肌のうるおいは大きく損なわれるリスクを抱えています。

ピロクトンオラミン

これは主にフケ防止シャンプーなどに配合されることが多い抗真菌(カビの増殖を抑える)成分です。体臭の原因となる菌や皮膚常在菌に対して幅広く殺菌作用を示します。ボディソープへの配合は、体臭予防などを意図したものと考えられますが、その殺菌力の高さは諸刃の剣。肌の健康を保つために必要な善玉菌まで殺菌してしまい、かえって肌のバリア機能の乱れを招く可能性も否定できません。ここで豆知識ですが、ピロクトンオラミンはpH6〜7の中性付近で最も効果を発揮するため、この製品が石鹸ベースでありながらも、クエン酸などで弱酸性〜中性付近に調整されている可能性が高いことを示唆しています。

ワセリン&トリプルセラミド

メーカーが「うるおい」の根拠として前面に押し出しているのがこれらの保湿成分です。ワセリンは肌表面に強力な油膜を形成し、水分の蒸発を防ぐ「閉塞性」に非常に優れた成分。一方、セラミドNP、AP、EOPは、肌の角質層にもともと存在する細胞間脂質の主成分であり、バリア機能をサポートする重要な役割を担います。しかし、問題は前述の強力な洗浄剤です。これらの保湿成分が配合されていても、洗浄の段階で肌本来のうるおい成分(NMFや細胞間脂質)が過剰に洗い流されてしまっては、焼け石に水。洗い上がりにワセリンの油膜感が残ることで「しっとりした」と錯覚する可能性はありますが、肌本来の健やかさが育まれているとは言い難いのが実情です。

メリットとデメリット

この製品の最大のメリットは、疑いようもなく豊かな泡立ちと、さっぱりとした洗い上がりでしょう。石鹸とラウレス硫酸Naの組み合わせは、少量でもこもこの泡を立てることができ、皮脂や汚れをしっかりと洗い流す感覚は、特に脂性肌の方や夏場の使用において爽快感をもたらすかもしれません。また、「さくら」という季節感あふれる香りも、バスタイムを楽しく演出する大きな魅力です。500円台という手頃な価格も、多くの消費者にとって手に取りやすい要因であることは間違いありません。

しかし、その裏側にあるデメリットは深刻です。最大の懸念点は、やはり肌への乾燥リスクに他なりません。主成分である石鹸(ヤシ脂肪酸K)はアルカリ性であり、肌表面を一時的にアルカリ性に傾かせます。健康な肌は弱酸性(pH4.5〜6.0)に保たれることでバリア機能が正常に働きますが、アルカリ性に傾くとこの機能が低下し、乾燥や外部刺激を受けやすくなります。2018年の研究(Journal of Dermatological Science)では、アルカリ性の洗浄剤が角層の構造的完全性を損なう可能性が示唆されています。そこへ追い打ちをかけるのが、ラウレス硫酸NaとココイルグリシンKです。これらは肌の保湿因子であるNMF(天然保湿因子)や細胞間脂質までも洗い流してしまうほどの強力な脱脂力を持ちます。結果として、洗い上がりは「さっぱり」を通り越して「つっぱり」を感じる可能性が非常に高いと言えます。セラミドやワセリンが配合されてはいますが、これは例えるなら、穴の空いたバケツに必死で水を注ぎ込むようなもの。保湿成分を「与える」前に、まず「奪いすぎない」ことがスキンケアの基本であり、その点で本製品は、近年の低刺激・保湿重視のボディソープ市場の潮流とは逆行していると言わざるを得ません。肌のうるおいを守ることを謳うアミノ酸系洗浄剤を主成分とした競合製品と比較すると、スキンケア性能において大きな差があることは明白です。

まとめ

ここまで分析してきた「ダヴ ボディウォッシュ さくら」を一言で評価するなら、「うるおいを謳う、パワフル系さっぱりボディソープ」といったところでしょうか。確かに、豊かな泡と華やかな香りは、一日の疲れを洗い流すバスタイムを特別なものにしてくれるかもしれません。特に、汗をかいた後や、とにかく体をスッキリさせたい!という気分の時には、この爽快な洗い上がりが心地よく感じられることもあるでしょう。

しかし、あなたがもし肌の乾燥や、年齢によるうるおいの低下に悩んでいるのなら、この製品は残念ながらあなたのためのものではないかもしれません。強力な洗浄成分の組み合わせは、肌がけなげに蓄えたうるおいを、必要以上に奪い去ってしまう可能性があります。配合されたセラミドやワセリンは、その場しのぎの保湿はできても、肌本来の力を育む手助けにはなりにくいでしょう。毎日使うボディソープだからこそ、洗浄力と肌へのやさしさのバランスは非常に重要です。このボディソープを選ぶことは、例えるなら、繊細なシルクのドレスを、強力な洗濯用洗剤で毎日洗うようなもの。汚れは落ちますが、生地は確実に傷んでいってしまいます。

本当に肌のことを考えるなら、洗浄成分がもっとマイルドな製品を選ぶのが賢明です。この春だけの特別な香りをたまに楽しむ、という「ご褒美使い」なら良いかもしれませんが、毎日のパートナーとして選ぶのは、少し立ち止まって考えてみることを強くおすすめします。

  1. さっぱり感を最優先する脂性肌の方:△
  2. 肌の乾燥やつっぱりが気になる方:×
  3. 香りで季節感を味わいたい方(たまに使う前提):○
  4. スキンケア効果をボディソープに求める方:×
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