カテゴリ:ボディソープ
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
安全性フラグ対象成分は検出されませんでした
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
香り
サブカテゴリ
メーカー
ジョンマスターオーガニックブランド
ジョンマスターオーガニック(john masters organics)容量
236ml参考価格
3190円1ml単価
13.5円JAN
4580805110594ASIN
B0GX12DPVM発売日
20260413ECランク
47756位(総合ランキング)ID
11377商品説明
解析チームです。ジョンマスターオーガニックのボディウォッシュを成分レベルから読み解きます。「オーガニック×発酵」という処方コンセプトは魅力的ですが、数字が語るリアルな評価も正直にお伝えします。
STATS OVERVIEW
全体的な安全性
4.3
▲ 平均+1.3
スキンケア性能
1.9
▼ 平均-1.1
エイジングケア力
3.2
▲ 平均+0.2
保湿力
2.9
▼ 平均-0.1
使用感
2.8
コスパ
3.1
配合成分レベル
3.0
解析チームの総合評価では、524製品中445位(下位15%)という厳しい順位が出ています。突出して高いのが全体的な安全性4.3点(平均比+1.3点)で、これは間違いなく強みです。一方、スキンケア性能1.9点(要注意水準)という数字が総合評価を大きく引き下げています。洗浄ベースに石鹸系界面活性剤(ヤシ脂肪酸K)を採用していることが、この点数に直結しています。生分解性平均0.88という環境負荷の低さは、オーガニックブランドとしての一貫したコンセプトを裏付けるデータとして評価できます。
EWGスコア2、コメドジェニック度1という安全性データを持つ植物油。主成分はオレイン酸(65〜80%)で皮膚親和性が高く、さらにベヘン酸が約5〜8%という異例の高濃度で含まれている点が特徴です。ベヘン酸は炭素数22の長鎖脂肪酸で、肌表面に滑らかな潤滑膜を形成します。ポリフェノールを豊富に含み酸化安定性が高いため、経皮吸収リスク0.40の浸透力と抗酸化作用を兼ね備えた処方上の要といえます。トコフェロール(ビタミンE)との組み合わせで相乗効果が確認されていますが、本処方では単独での配合です。
本処方の最大の個性がこの発酵エキスの三重奏です。乳酸桿菌/アロエベラ葉汁発酵液(EWG:1、生分解性0.95)は、アロエ由来の保湿・抗炎症成分を発酵プロセスにより低分子化し皮膚への浸透を高めたもの。乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液は有機酸を含む穏やかなピーリング系エキスで、古い角質のターンオーバーをサポートします。ガラクトミセス/オリーブ葉発酵エキスは、美容液カテゴリで話題のガラクトミセス酵母をオリーブ葉に応用したもので、抗酸化・皮脂抑制・毛穴ケア複合機能を持ちます。3種の発酵エキスが異なるアプローチで皮膚コンディショニングを担う設計は処方設計の巧みさとして評価できる点です。
EWGスコア1、コメドジェニック度0、CIR評価「Safe as Used」と安全性データが完璧に揃う基幹保湿成分。三価アルコール構造による吸湿性で角層水分量を増加させます。推奨配合量3〜10%の範囲で処方上位(2番目)に配置されており、石鹸系洗浄剤(ヤシ脂肪酸K)の洗い上がりの乾燥を緩和する役割を担っています。ヤシ脂肪酸アルギニンとの組み合わせでも保湿補完効果が確認されています。
EWGスコア4は本処方中で最も高く、石鹸系アニオン界面活性剤としてアルカリ性(pH8.0〜9.5)を形成します。皮膚の適正pH(弱酸性5.5前後)と大きくかけ離れており、肌バリア機能(角層の脂質・タンパク構造)を溶解しやすいという課題を持ちます。コメドジェニック度2も気になるデータです。スキンケア性能1.9点という低評価の主因と見てほぼ間違いありません。
登録成分12種の平均生分解性は0.88(易分解レベル)で、環境負荷の低さは同価格帯のオーガニックブランドとしても高水準のデータです。マイクロプラスチック該当成分もなく、GHS感作性・EDC疑い成分も該当なしと、環境・安全性の両面でクリーンな処方構成といえます。
MERITS
DEMERITS
注意点:ヤシ脂肪酸Kはクエン酸・酢酸などの強酸性成分と相性が悪く、洗浄力が著しく低下します。入浴剤や他のボディケアアイテムとの組み合わせに注意が必要です。
「環境クリーン、でもスキンケアは別途必要なオーガニック洗浄剤」
安全性と環境配慮のスコアは圧倒的に高いものの、石鹸系洗浄剤がベースである以上、洗浄後の皮膚コンディショニングを単独でまかなうことは難しい処方設計です。発酵エキス3種の複合アプローチは着眼点として評価できますが、配合量が極微量である洗い流しタイプでは、その恩恵を肌上で実感できるかどうかは疑問が残ります。
使用シーン別推奨度:
余談ですが、米国JAMA Dermatologyの研究によると、石鹸系洗浄剤(pH8〜9)を日常的に使用すると、皮膚の天然保湿因子(NMF)の産生量が最大40%低下するケースが報告されています。洗浄剤のpH設計は「何が入っているか」と同じくらい重要なポイントです。