| 成分名 | ヤシ脂肪酸アルギニン |
| INCI名 | Arginine Cocoate |
| 由来 | 植物性,合成 |
| 推奨配合濃度 | 3〜10% |
| 適正pH域 | 6.0〜8.0 |
| EWGスコア | 3/10 |
| コメドジェニック度 | 2/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
ヤシ脂肪酸アルギニン(Arginine Cocoate)は、ヤシ油から得られるヤシ脂肪酸と塩基性アミノ酸のアルギニンを中和反応させて生成するアミノ酸系アニオン界面活性剤です。いわゆる「アミノ酸石けん」の一種であり、皮膚・頭皮への洗浄剤として、シャンプー・ボディソープ・洗顔料に使用されています。
アミノ酸系界面活性剤というカテゴリー全体は「低刺激・マイルド」と謳われることが多いですが、本成分は石けん型(脂肪酸塩)に分類されるため、pH依存性が高く、水中で強アルカリ側に傾きやすいという特性があります。このため、肌や頭皮のpHバランスを乱しやすく、乾燥や刺激の原因になる可能性が指摘されています。ラウロイルグルタミン酸NaやラウロイルメチルアラニンNaなどのN-アシルアミノ酸塩型と比べると、マイルド性・安定性の点で劣ると評価されることが多いです。
洗浄力自体は一定程度あるものの、コンディショニング効果や補修効果はほとんど期待できず、使用後の仕上がり感(すべり・しっとり感)も低い傾向があります。配合製品数も少なく(約11件)、市場での採用率は限定的です。生分解性はアミノ酸由来のため比較的良好と考えられますが、環境負荷という観点では際立った優位性はありません。アルギニン由来のコンディショニング効果も、石けん塩の形態では発揮されにくいとされています。総じて、アミノ酸系洗浄剤の中では低評価グループに位置づけられる成分です。
11件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)
OCEAN TRICO(オーシャントリコ) アンサーシャンプー製造販売元:オーシャンズワールド総合点 3.88
モンゴ流 フルスペックシャンプー洗楽王製造販売元:株式会社アルファウェイ総合点 3.63
フォリッジ クレンジングシャンプー 製造販売元:ナカノ総合点 2.90
美杏香ヘアーシャンプー製造販売元:美杏香化粧品総合点 2.86
フロムアース モイストコントロールシャンプー モコ製造販売元:ワックプランニング(wack planning)総合点 2.73
泡クレンジング rokka 泡洗顔 洗顔フォーム製造販売元:rokka総合点 2.47
ビフェスタ 洗顔 ブライトアップ製造販売元:マンダム総合点 2.09
ビフェスタ 洗顔 モイスト製造販売元:マンダム総合点 2.07
ローズマリーのアミノ酸せっけんシャンプー製造販売元:松山油脂総合点 2.05
アミノ酸せっけんシャンプー製造販売元:松山油脂総合点 2.01
洗顔専科 スピーディーパーフェクトホイップ モイストタッチ (乾燥肌~普通肌用 洗顔料)製造販売元:ファイントゥデイ総合点 1.76