解析結果

BOTANIST ボタニスト ボタニカルボディーソープ モイスト ボディソープ ジョンマスターオーガニック監修フレグランス john masters organics

カテゴリ:ボディソープ

BOTANIST ボタニスト ボタニカルボディーソープ モイスト ボディソープ ジョンマスターオーガニック監修フレグランス john masters organics
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総合ランク

448個中 443

総合点

0.06
0.06

1mlあたり

3.7
コスパ
2.1
BOTANIST ボタニスト ボタニカルボディーソープ モイスト ボディソープ ジョンマスターオーガニック監修フレグランス john masters organics 解析チャート

SAFETY成分安全性リスク

低リスク 4 / 100 フラグ成分 2 件
低リスク要注意高リスク
フラグ成分の詳細(2件)
CMR EU 発がん性・変異原性・生殖毒性
BHT
IARC WHO 発がん性分類
アロエベラ葉エキス
EWG 平均 2.7 最高 8 / 10(36件評価済み)
スコア3以上:BHT(7)、EDTA-4Na(4)、PEG-45M(3)、アトラスシーダー木油(6)、イランイラン花油(4)、オタネニンジン根エキス(3)、オリーブ油グリセレス-8エステルズ(4)、グレープフルーツ果皮油(4)、コカミドプロピルベタイン(3)、ニオイテンジクアオイ花油(5)、パチョリ油(4)、ポリクオタニウム-7(3)、ポリソルベート20(3)、ミリスチン酸(3)、ヤシ油(3)、ラウリン酸(3)、レモン果皮油(4)、水酸化K(8)
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。

SCORE解析スコア一覧

成分数

47

植物エキスの数

11

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

0

注意が必要な素材

1

サブカテゴリ

総合
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商品説明

【自然由来】100%天然精油を使用し、安心感と上質なボタニカルケアを実現 【配合成分】うるおいを与える天然成分配合 【使用感】しっとり保湿しながら洗える 【対象ユーザー】乾燥肌の方、自然な香りを好む方、家族で使いたい方におすすめ 【…
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ANALYZEDBOTANIST ボタニスト ボタニカルボディーソープ モイスト ボディソープ ジョンマスターオーガニック監修フレグランス john masters organics の解説

香りは本物なのに、なぜ安全性スコアが底辺なのか

解析チームです。「ジョンマスターオーガニック監修」という言葉が前面に打ち出された、BOTANISTのボタニカルボディーソープ モイスト。天然精油を10種以上重ねた処方設計と、保湿・使用感の圧倒的スコアの裏側に、見落とせない安全性上の課題が潜んでいます。成分データを軸に正直に解析していきます。

概要:保湿力は圧倒的、しかし安全性は524品中でも要注意水準

スタッツ レーダービュー

保湿力 5.2 / 5.0
使用感 5.0
スキンケア性能 3.7
エイジングケア力 3.3
配合成分のレベル 2.1
コスパ 2.1
全体的な安全性 1.2

総合ランク

443位

524品中

総合点

-0.24

平均比

成分数

47個

植物エキス多数

保湿力5.2点・使用感5.0点は解析ドットコムの全データ中でも圧倒的なトップクラス水準で、「しっとりボディソープ」としての設計完成度の高さは数字が証明しています。一方、安全性1.2点は平均3.0点を1.8点下回る「要注意」水準であり、総合ランクは524品中443位と下位に位置します。この両極端な評価の原因を成分レベルで掘り下げます。

注目成分:保湿設計の精巧さと、安全性を押し下げる2成分

月見草油(イブニングプリムローズオイル)— γ-リノレン酸搭載の機能性オイル

EWGスコア2のこのオイルは、γ-リノレン酸(8〜14%)とリノール酸(65〜80%)という必須脂肪酸を高濃度含有する希少植物油です。γ-リノレン酸はジホモ-γ-リノレン酸(DGLA)を経由してPGE1(プロスタグランジンE1)の前駆体となり、皮膚炎症を抑制するメカニズムが確認されています。英国王立フリー病院の臨床試験ではアトピー性皮膚炎への炎症抑制効果が報告されており、乾燥肌ターゲットの本品において中核的な役割を担う成分です。ただし酸化しやすい特性があり、安定化技術が処方の品質を左右します。

ダマスクバラ花油 — バラ300万輪で1kgの希少精油

ブルガリア産ダマスクローズの水蒸気蒸留で得られるこの精油は、EWGスコア2・コメドジェニック度2と安全面でも比較的良好な評価です。主成分のシトロネロール・ゲラニオール・ネロールはモノテルペンアルコール類で、in vitro試験では抗菌・抗炎症・抗酸化活性が確認されています。フラボノイドおよびポリフェノール類由来のメラニン生成抑制効果も報告されており、単なる香料以上のスキンケア機能を担います。余談ですが、国際香料研究協会(IFRA)によると、ダマスクバラ花油は使用可能最高濃度が設定されており、洗い流し製品での適正使用が前提となります。

水酸化K(EWG:8)— 安全性スコアを最も引き下げる要因

EWGスコア8・JP規制:劇物指定の水酸化カリウムは、ラウリン酸・ミリスチン酸などの脂肪酸と反応して液体石鹸を生成するための石鹸化剤として配合されています。ボディソープにおける典型的な処方様式ではありますが、高濃度条件ではタンパク質への腐食性が強く、またセラミド合成阻害や保湿成分の溶出促進の懸念が指摘されています(CIR評価:Safe with Qualifications)。本品の「保湿力5.2点」という高スコアと相反する設計上のトレードオフが存在する点は見逃せません。

BHT(EWG:7)— 月見草油の酸化安定化のための代償

EWGスコア7・CMR分類2の合成酸化防止剤BHTは、酸化しやすい月見草油や精油群を安定させる目的で配合されていると考えられます。推奨配合量0.01〜0.1%という極少量使用が前提ですが、動物実験での変異原性・催奇性の疑い報告(1970年代以降)を受け、食品への使用が各国で規制・自粛されてきた経緯があります。脂肪組織への蓄積性と生態毒性も近年の論点です。安全性1.2点という数値の主因の一つはこのBHT(EWG7)と水酸化K(EWG8)の組み合わせにあります。

グレープフルーツ果皮油 × レモン果皮油 — 光毒性リスクをどう評価するか

両成分ともリモネンを主成分とする柑橘系精油ですが、圧搾法由来の場合にはフラノクマリン類(ソラレン・ベルガプテン)が残存し、紫外線暴露下で色素沈着・炎症リスクを高めます(EWG:各4)。ただしボディソープはリンスオフ製品であるため、塗布後に洗い流されることでリスクは大幅に軽減されます。EUの香料規制委員会(SCCS)は洗い流し製品でのリモネン含有精油について、残留濃度が閾値以下であれば許容との見解を示しています。処方設計として完全に問題視すべきではないものの、FCF(フラノクマリンフリー)品種か否かの開示が理想的です。

メリット・デメリット

ここが強み

  • 保湿力5.2点は圧倒的水準:グリセリン×BG(相乗効果確認済み)+グリコシルトレハロース+スクワランの多層保湿設計
  • 使用感5.0点:ポリクオタニウム-39による泡質改善と刺激緩和効果が洗い上がりの官能性を底上げ
  • 天然精油10種超の処方:ジョンマスターオーガニック監修による香調設計はLIPSでも「めちゃくちゃ香りが良い」と評価
  • 月見草油配合:γ-リノレン酸8〜14%で乾燥・炎症肌へのアプローチが医学的根拠付き

ここが弱点

  • 安全性1.2点は要注意:EWG8の水酸化K(劇物指定)とEWG7のBHT(CMR:2)が処方に存在
  • 設計上のトレードオフ:水酸化KはセラミドとpH的に拮抗するため、バリア機能への影響が懸念
  • コスパ2.1点は要注意:1,800円の価格帯に対して配合成分のレベルが2.1点と見合っていない
  • 注意成分の重複:グレープフルーツ・レモン果皮油の光毒性リスク(圧搾法の場合)、ニオイテンジクアオイ花油のEUアレルゲン表示義務成分含有

余談ですが、欧州化粧品規制(Regulation EC No 1223/2009)によると、ゼラニウム花油(ニオイテンジクアオイ花油)に含まれるゲラニオール・シトロネロールはEU26種香料アレルゲンとして表示義務が課せられています。日本国内では現時点で同様の義務はありませんが、皮膚感作性のリスクを理解した上で使用することが望ましいと考えられます。

まとめ

一言で言うと

「香り体験は一流、成分設計は再考の余地あり」

保湿力・使用感という「体感スコア」は圧倒的ながら、安全性・成分レベルという「内側のスコア」が業界水準を大きく下回る二面性を持つ製品。ジョンマスターオーガニック監修の香調は本物の完成度を持ちながら、処方全体の安全設計が追いついていない状態です。

保湿力とフレグランス品質が訴求軸であることは成分データからも裏付けられており、その点においては目的を達成しています。一方、安全性スコア1.2点の背景にあるBHT(EWG7)・水酸化K(EWG8)の存在は、「ボタニカル=安心」というブランドイメージと乖離する部分です。LIPSでの口コミが「香りが良かった」に集中していることは使用感5.0点・保湿力5.2点の評価と一致していますが、成分レベルへの言及がほぼ見られない点は、ユーザーが安全性より感覚的体験を優先している傾向を示唆しています。

使用シーン別推奨度

  • フレグランス体験を重視する方

    100%天然精油×ジョンマスターオーガニック監修という組み合わせは、バスタイムの香り演出として明確な価値を提供します。

  • 乾燥肌で保湿感を最優先する方

    保湿力5.2点は実証された数値で、月見草油配合による科学的根拠もあります。安全性よりも使用感を優先するなら合致度は高い選択です。

  • 成分の安全性を重視する方

    BHT(EWG7)・水酸化K(EWG8・劇物指定)が配合されているため、成分品質を優先するなら同価格帯での他選択肢を検討することをデータは示唆しています。

  • コスパ重視の方

    コスパ2.1点は平均を0.9点下回る「要注意」水準。1,800円の価格設定に対し、配合成分レベル2.1点は価格とスペックが乖離しています。

解析チームの視点: 本品の「保湿力5.2点」という数値を支えているのは、グリセリン×BGの相乗保湿設計と複数の多価アルコールの重ね合わせです。ただしその保湿設計を安定化させるためにBHTを使用し、洗浄基材として水酸化Kを採用するという構造が安全性スコアを大きく引き下げています。「使い心地の良さ」と「処方の安全設計」は必ずしも比例しない典型例と言えます。