解析ドットコム初となる、猫用シャンプーですよ〜!
犬用とか、猫用のシャンプーの解析となると、もちろん少し視点が変わります。
動物の場合、より洗浄剤がデリケートであるべきだし、かつ安全にコンディション作用が高いという意外に求められるレベルが高いんですね。
さて!そこでこのシャンプーです。
商品名「和彩美花 アミノトリートメントシャンプー サラサラつややか 全猫種用」とあります。
アミノトリートメントシャンプーです。
しかし、ベースはココイルグリシンNa。
アミノ酸系・・アミノ酸・・確かにアミノ酸系ではあるんですが、限りなくラウレス硫酸Naとかに近いタイプですね。。
アミノ酸系の中でもココイルグリシンNaは洗浄力が高く、弱酸性というより中性〜アルカリ性でよく働くタイプです。
このことはわりと肌に優しいわけではないよ、ということを示していますし、洗浄力が高くなる傾向も同時に見て取れます。
植物エキスの質が良いという部分はもちろん、このシャンプーの特徴の1つといえるのですが、あえて洗浄剤のクオリティを注目してほしいと思います。
それほど、特に動物用では洗浄剤の質が仕上がりや安全性により直結します。
そういう視点では、やはりココイルグリシンNaというのは微妙です。
悪いとまでは言えませんが、毎回安心して任せられる、というレベルには至ってないように思います。
かといって、石鹸やラウレス硫酸Naに比べればこっちのほうがマシですので、他に選択肢がなければ使ってみても良いでしょう。
汚れが多くてガシガシ洗いたい・・なんてケースでは逆に重宝する可能性もありますね。このちょっとした洗浄の粗さというのが役に立つ場面もあるかもしれません。
肌への負担軽減を重視するなら、もっと選択肢があると言えます。
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