解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ユニリーバ・ジャパンブランド名
ラックス / LUX容量
450ml参考価格
902円1mlあたり
2円JANコード
4902111758855KaisekiID
7303全成分
ケラチンアミノ酸を筆頭に、各種アミノ酸の配合によって髪へのなじみの良い保湿効果を得られるシャンプーです。
このように聞くと良いシャンプーのように感じるかもしれませんが、実態としては単なるラウレス硫酸ナトリウムベースのシャンプーにすぎません。
安価で大量生産可能な、そして脱脂力が著しく高いシャンプーです。もっと言えば100円均一でも見受けられるようなクオリティということです。
ラウレス硫酸ナトリウムベースであることは論外ですが、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ポリクオタニウム-10、EDTA-2Na、安息香酸Naといった脇役の部分に至るまで安っぽさがしみわたるような処方となっています。
ラックスが脈々と受け継いできた安っぽさそのまま、と言ってもいいかもしれません。
滑らかさを感じさせるアミノ酸の部分は、前述したように特に素晴らしいクオリティというわけではなく、他のシャンプーではおまけ程度に加えられるレベルであって、髪を特別補修したり驚くほどの潤滑性が持続したりするような事はありません。
dJラウレス硫酸ナトリウムの激しい脱脂力から一時的に目線をそらせる程度の効果しかないでしょう。
ラックスは、結局ラックスであるという印象を拭えなかったシャンプーですね。
アミノコンプレックスEX配合、などと大々的に宣伝していますが、とても些細な要素であり、一見すると配合量は少し多くしているのかな?という気もしますが、特別この部分に惹かれて買う価値があるかというと疑問です。
やはり大部分を占めるラウレス硫酸ナトリウムの割合が存在感を発揮していますし、どうしても補修効果よりもこの脱脂力によるダメージの方が気になる内容と言えます。
髪に優れた補修効果を望んでいるのであれば、当然他の選択肢を探すことをおすすめしますし、このシャンプーにする必然性は(値段のことを考慮しても)さほどないと言っていいでしょう。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。