メンズビオレ 薬用デオドラントボディウォッシュ フレッシュなミントの香りの解析結果 | シャンプー解析ドットコム 

メンズビオレ 薬用デオドラントボディウォッシュ フレッシュなミントの香りの解析結果

総合点1.5
321個中259位
品質-0 %
成分数21
1mlあたり1.1円 %
安全性2 %
エキス類0
詳細情報
  • メンズビオレ 薬用デオドラントボディウォッシュ フレッシュなミントの香りの詳細情報
  • [発売日]
  • [JANコード] 4901301306074
  • [ランキング] 259位 321個中/
  • [ポイント(5点中)] 1.5点
  • [ジャンル] BS
  • [容量] 440ml
  • [参考価格] 462円
  • [1mlあたり] 約 1.05円
  • [商品ID] 8002
  • [ASIN]
  • [商品サイズ]
  • [商品重量] g
  • [成分数]21
  • [洗浄剤数]2
  • [エキス類]0
  • [特に優れた成分]0
  • [要注意成分]1
販売元による宣伝文
●デオドラント成分配合(殺菌・防臭)の薬用泡が、ニオイの原因の1つであるカラダの「毛穴汚れ」までやさしく落として、汗・ベタつきスッキリ!ニオイを元から防ぎます。
●素早くたっぷり泡立ち、しっかり洗えます。
●保湿成分配合で、肌をいたわりながら、やさしく洗えます。
●胸や背中のニキビを防ぎます。
●メントール(清涼成分)配合
●フレッシュなミントの香り
メンズビオレ 薬用デオドラントボディウォッシュ フレッシュなミントの香り解析チャート

メンズビオレ 薬用デオドラントボディウォッシュ フレッシュなミントの香りの解説

犯人は、石鹸とラウレス硫酸ナトリウムです。

商品名を見れば明らかなように、このボディソープを選ぶの目的は体臭を消したいです。果たしてその目的に沿えるのか。

結論から言えば、目くらましにはなるが解決には至らない。

一時的に、肌の奥からあらゆる肌バリア成分を溶かし出すことによって、ニオイを遮断することは可能でしょう。しかし、根本的な原因の解決に至らないばかりか悪影響をもたらしている部分も見受けられます。

まず、石鹸がベースだということ。アルカリ性の石鹸は、肌の保湿成分を奥深くから溶かし出してしまう。さらに、アルカリによって肌の回復が遅れ、その間に悪玉菌が増加し、臭いの元となってしまうこと。

一時的にはニオイが取れても、そのあとさらに強いニオイが発生してしまうような土壌を作っては元も子もありません。

そういう意味で、デオドラント目的なのに石鹸を使うというのはいまひとつ良い手段とはいえないのです。

加えて、ラウレス硫酸ナトリウムを配合されているため、シンプルに洗浄力が強すぎて肌の乾燥を招く=悪玉菌が増加するという悪循環を生み出しています。

ある程度の洗浄力の強さを持たせたい、という部分は否定はしません。男性用ですしね。ただ、アルカリ寄りの石鹸でラウレス硫酸ナトリウムも込みというのは明らかに過剰な負荷といえるでしょう。

イソプロピルメチルフェノールの殺菌効果で臭いを軽減させたい、という前に、そもそも洗浄剤が大暴れしすぎている印象。そのため、長期的には肌の状態がより悪化してしまうのではないかという懸念があります。

ニオイ対策には適切な商品を

デオドラント目的で商品選びをしたい、といった場合、気をつけてほしい注意点としてはまず弱酸性のものが良いということ。肌バリアが最も整う環境というのは弱酸性です。言ってみれば、ラウレス硫酸ナトリウムでも、弱酸性ならば石鹸よりはずっとマシということです。

これは、単純に石鹸(ラウリン酸、ミリスチン酸など+水酸化K)ベースのものを選ばない、と覚えておけば、大概弱酸性のものが多くなっていますので、見分けはかんたんかと思います。

そして、デオドラントと言うとすぐに殺菌しなければと思われているフシがありますが、それだけしか手段がないわけではなく、たとえば皮脂の分泌を抑制させるような成分というのもたくさんありますし、収れん剤で毛穴を閉じる方法、善玉の常在菌だけを増やす成分を使う方法、殺菌剤でも様々な種類があり、より効果的だったり、安全性が高い成分なども選択肢としてあるかと思います。

このように、ただただ強く洗浄して皮脂を一掃したあと殺菌する、という方法はちょっと大雑把すぎる、というのが本当のところ。より洗練されたデオドラント方法を導入して、体に負担が少ない形、より肌本来の機能を活かせるような形で取り組めたら良いかと思います。

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アルコールの一種で、 2-イソプロピル-5-メチルシクロヘキサノール とも呼ばれる。ハッカに含まれ、清涼感、血行促進作用を付与します。
メントール
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム塩。肌への浸透性はラウリル硫酸塩より低減しているが、洗浄力は同等に強い。泡立ちは最高級に強いが、必要以上に脱脂してしまうため肌や髪の乾燥を招きやすい。安価で作れる点が最も好まれているが、美容を考えたら歓迎できない成分である。
ラウレス硫酸Na
コストが安いパール化剤。典型的な白色のパール化に用いられる処方が容易な素材。
ジステアリン酸グリコール
ジブチルヒドロキシトルエン。脂溶性フェノールであり、酸化防止剤として化粧品では使われる。変異原性、催奇性を疑われており、食品などでは使用を自粛している会社もある。
BHT
肌の表面を保湿する素材で、安全性が高く、しっとり感の強い感触が特徴です。石鹸の副産物としても発生します。
濃グリセリン
安息香酸塩