ジェル状になっただけで、基本的な構造はメンズビオレ浸透化粧水シリーズ共通。
可もなく不可もなく、あってもなくてもとまでは言いませんが、普通な保湿剤という感じ。
ちょっとした保湿ができる。あとはサラッとすることで皮脂感が薄まるという感じでしょうか。
普通すぎることと、ある意味で皮膜することでニキビ症の人には症状が悪化してしまう可能性があります。
若干、皮膚にフタをするような形になるので、ニキビができやすい感じになるというわけ。さらに、石けん系の洗顔などを使っていたら尚更ですね。
そして、浸透するってなんのこと?ってこと。
メンズで化粧水を使おう、という意気込みは素晴らしいと思います。メンズでもスキンケアをする利点はたくさんありますからね。
しかし、品質や特徴は最低限踏まえるべきであり、このメンズビオレのようなものを使おうという場合は特に注意が必要。何がしたくて塗るのか、という問題。大したメリットもなく、無駄に油分やコーティングを肌に蓄積させてしまっては、男のスキンケアとしては不適格です。
化粧水に何を求めるのか。そこをはっきりしてから、見合った商品を選ぶことの大切さをメンズビオレは教えてくれています。
そもそも浸透もろくにしない浸透化粧水。では、何を浸透させたかったのか。浸透させて何をしたいのか。
この化粧水では肌荒れや粉吹きを改善するには力不足です。そして浸透もほとんどできません。品質は高く有りません。ちょっとした保湿はできますが、無駄にコーティングもされます。ミネラルオイルなんて、テカリのもとです。
それでもこの化粧水を選びたい、そういう方向けのニッチなものであることを留意しましょう。
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