解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
クオリティファーストブランド名
ボタアンド容量
450ml参考価格
1650円1mlあたり
3.7円JANコード
4560401460897KaisekiID
7972全成分
ボタニカルと言ういならボタニカルに全振りするくらいが良い。
ボタニカル風なら、いっそ使用感をずっとよく調整してほしい。
どういう立ち位置で作るかによって、この手のシャンプーはキャラが分かれるものですが、一番困るのは何がしたいのかわからないタイプ。 こちらの商品は果たして。。
アミノ酸系+酸性石けん系という洗浄剤はマイルドでさっぱりした洗い上がり。低刺激でもあり、ややコンディショニング効果も得られるでしょう。
完全にボタニカルかと言われると微妙ですし、ラウレス不使用って面白すぎる商品説明ですが、ラウレス-4カルボン酸Naがしっかり配合されてますよね。ラウレス-4カルボン酸Naですから、ラウレス使用してますよね。
これ、酸性石けんとも呼ばれる、わりと質のよい洗浄剤ではあるんですが、ラウレスはラウレスです。
ボタニカルを標榜するなら外せない、植物エキスの数々。これなしには語れないですね。そして、ムシゴケエキスを中心としたわりと質の良いチョイスがされています。
ATP活性のムシゴケエキスにアルテア根エキス、ローズマリー、コンキオリンなどなど、整肌作用や殺菌効果をもたらす構成です。目立つ部分ではやはりムシゴケエキスが存在感ありますね。
洗浄剤はわりとよく、植物エキスも割とよく、防腐剤まわりも気を使っていてわりとよく・・というように、まずまず良いというのが印象です。
飛び抜けて何かが良いということはありません。洗浄剤は品が良い構成ですが、はっきりとさっぱりするでもなく、エモリエントでもなく、ちょっとどっちつかずな感じがするのも否めません。泡質も十分とは言い難いレベルかもしれません。
ポリソルベート20のような旧型の乳化剤が多く使われているのも、むしろ肌に負担を及ぼす要因になりかねず。
中途半端にボタニカル感を出そうとして、それぞれの部分で中途半端な性能になっているような印象があります。
ラウレス、の一件もそうですが、ボタニカル100%というものではなく、ボタニカル風なシャンプーなのです。ボタニカル風でも一向に構わないのですが、だからといってボタニカルの弱みを補う成分が乏しい。ならば100%ボタニカルにしたほうが清々しいとも思えます。
中途半端にボタニカル、中途半端に低刺激なシャンプーというのは、使用感が残念になりやすい傾向にあります。このシャンプーもどちらかというとその傾向にあるようですね。
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