解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ビューティーエクスペリエンスブランド名
ディープレイヤー容量
500ml参考価格
2880円1mlあたり
5.8円JANコード
4961503654571KaisekiID
7920全成分
ディープレイヤーシャンプーExGとこちらのExSは兄弟のようなシャンプーですが、特徴はそれなりに違います。
結論から言ってしまえば、こっちのほうが微妙ですね。
そのわけは、洗浄剤はどちらも相変わらずチープですが、よりExS、つまりこちらのシャンプーの方が低品質です。オレフィン〜とアミノ酸系という構成自体は似ていますが、その素材のチョイスは単にサラサラ感を出したかったという以上に微妙なもの。使用感上では僅かな違いとなるでしょうが、品質としては明らかに1段下になっている感じです。
ラウロイルメチルアラニンNaがココイルサルコシンNaに、ココイル加水分解ダイズタンパクKがラウロイル加水分解シルクNaに、といった具合に、明らかにスケールダウンしている印象ですね。よくサラサラタイプはしっとりしていないだけ、という作り方がされがちですが、それに少し似たトーンといえます。
補修材に関しては相変わらずディープレイヤーらしい、羽毛ケラチンと疑似セラミド、浸透素材などをかけ合わせたもので、たしかにダメージを上書きしてさらさら感を演出することには成功しているでしょう。ただ、洗浄剤の質の低さと、補修能力の限界を考えるとそこまで良い状態が長持ちするとは到底思えません。もちろん、トリートメントとセット使いありきの発想と思われるものの、特に洗浄剤の部分は改善の余地が大いにありそう。
ディープレイヤー全般に言えることですが、別の部分でしっかりとコストを削っている、添加成分の部分にしっかり力を注ぐというような流れを踏襲していますね。全体として特段悪いものではありませんし、使用感はわりと良く特に羽毛ケラチンなどの補修力は一件の価値があると言えるでしょう。より良いシャンプーを探せばきりがありませんが、いわゆるサロン品質の入門編というような見方で試してみる価値は大いにありそうです。補修材に限って言えば、なかなかのクオリティを持っていますからね。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。