解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ビューティーエクスペリエンスブランド名
ディープレイヤー容量
500ml参考価格
2880円1mlあたり
5.8円JANコード
4961503654564KaisekiID
7919全成分
ディープレイヤーシリーズに共通して言えることですが、そこまでコストはかかってないが、品質は割と良いという絶妙なラインを狙ってきてるのはこの製品も一緒。
まず、ベース部分、肝心の洗浄剤が市販によくあるオレフィン(C12-14)スルホン酸Na。洗浄力と泡立ちが非常に強く、粗っぽいタイプの素材です。この他に幾つかアミノ酸系洗浄剤がミックスされてはいますが、わりとシンプルにオレフィンスルホン酸Naベースといっていい構成です。つまりは、とっても脱脂力強し。
これだけだと、ただの食器洗剤のよう。しかし、ディープレイヤーが強いのはコンディショニング成分の部分。浸透力・補修力・保湿力・潤滑性を高いレベルで実現しています。これがあるから、単に安っぽいシャンプーとは言い切れないのがディープレイヤーの強み。
中でも注目してほしいのが羽毛ケラチン。よくある羊毛ケラチンと違い、硬い仕上がりになることなく、自然な髪のようにしなやかなリペア効果を与えるのが特徴。また、羊毛ケラチンに比べ1.5倍以上の保水力を持つと言われています。この成分がちょっとした格の違いを見せている、と言っていいでしょう。
保湿要素では、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)や白キクラゲエキスといったところも見逃せません。
総合すると、洗浄剤の部分だけを注目すると、あまり価値を感じられませんが、添加成分がうまいこと補っているという印象ですね。結果的に使用感は良いものとなるでしょうし、特に補修成分の能力が高いためダメージもうの方には快適に使える可能性が高いでしょう。欲を言えば洗浄剤にもう少しコストをかけて欲しかった、そうすればより良い仕上がりが望めるのですが、そこは値段との兼ね合いもあるのでしょう。少なくても使用感に関しては十分に満足できるレベルになっていると言えます。割と興味深いシャンプーといえますね。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。