Ingredient Analysis

ココイルサルコシンNa

アニオン界面活性剤 29件の商品に配合 ID: 6081
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
-25

安全性
+10

素材の品質
-10

使用感
基本情報
成分名ココイルサルコシンNa
医薬部外品名ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム液
慣用名・別名ococoylサルコシンNa
INCI名SODIUM COCOYL SARCOSINATE
化学式C15H28NNaO3
分子量264.36 Da
由来植物性,半合成
推奨配合濃度1〜5%
適正pH域4.5〜7.0
EWGスコア6/10
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
ココイルサルコシンNaの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +35
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 -25
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +0
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 -10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -15
環境負荷・生分解性の評価

概要

ヤシ油脂肪酸とN-メチルグリシン(サルコシン)を縮合したアニオン界面活性剤。アミノ酸系に分類されるが、同系統のグルタミン酸系・グリシン系に比べ洗浄力・脱脂力が強く、殺菌性も持つ異色の存在。歯磨き粉への配合実績がその殺菌力の強さを物語る。頭皮常在菌バランスを乱すリスクがあり、アミノ酸系という名称から受ける印象よりも刺激は強め。補助洗浄成分としての配合が一般的。

ココイルサルコシンNaの解析

アミノ酸系に分類されるが、その実態はひと味違う洗浄剤。ヤシ油由来のCocoyl基と、体内に存在するアミノ酸の一種・サルコシン(N-メチルグリシン)を縮合して生成されるアニオン界面活性剤。化粧品表示上は「アミノ酸系」に含まれるが、グルタミン酸系(コカミドプロピルベタイン等)やグリシン系と比べると洗浄力・脱脂力・殺菌力が明らかに強く、体感的にはむしろ石鹸系に近い性格を持つ。

最も象徴的なのは歯磨き粉への配合実績。口腔内の殺菌・起泡を目的として古くから使われてきた成分であり、この事実こそがこの成分の個性を端的に表している。頭皮や顔に使われる場合、その殺菌力が常在菌バランスを乱す可能性があり、特に乾燥肌・敏感肌・アトピー傾向のある方には注意が必要だ。

洗浄力は強めで、補助洗浄成分として少量配合されるケースが多い。メイン洗浄剤として大量配合された製品では、洗い上がりにスッキリ感を覚えやすい反面、頭皮の必要な皮脂まで取り去ってしまうリスクが高まる。脂漏性皮膚炎など皮脂過剰が問題となる特殊なケースでは、この殺菌・脱脂性が有利に働く場面もある。

使用感そのものはアミノ酸系らしい滑らかな泡立ちと洗い心地があるため、配合量が少なければユーザーが気づきにくい。しかし成分の本質的な強さを理解せずに「アミノ酸系だから安心」と判断するのは危険。配合順位・配合量を確認したうえで選択することが重要。生分解性は良好で環境負荷は比較的低く、この点は評価できる。

相性の良い成分

ヤシ油脂肪酸系アニオン界面活性剤 増粘剤

相性の悪い成分・混合注意

陽イオン界面活性剤 蛋白変性剤

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