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上質な粘土?という表現もアレですが、根本的にこの製品は
石鹸であるという点が重要です。粘土の質がこの製品の見極めポイントとは言い切れないのですね。
水酸化K 脂肪酸+水酸化K=石鹸を配合しています。アルカリ性の洗浄剤なので皮膚や髪の保湿成分をラウリル硫酸Naよりも溶かし出してしまうほか、8時間前後セラミドの合成を阻害するなど乾燥肌の原因になります。また、水中のミネラル分と結合し金属石鹸(石鹸カス)が発生すると難溶性のため環境にも負荷をかける要因にも。
ココイルサルコシンNa 殺菌性を持つアミノ酸系洗浄剤。洗浄力もやや強め。
石鹸、というだけでも上記のようなデメリットが無条件にくっついてきます。石鹸それ自体が殺菌性を持つほか、ココイルサルコシンTEAのような歯磨き殺菌洗浄剤成分も配合され、
やたら殺菌性の強い洗浄料だな、というのが印象となっています。
これはさすがにまずいんじゃないか、と思います。脱脂力や肌バリアが溶かされやすい、という単純な石鹸のデメリット以上に殺菌性が強かったり、粘土成分が物理的にも洗浄していくので、
二重三重に肌がやられる可能性が強め。
髪などもちろん洗うべきではなく、体に関しても乾燥や肌荒れに悩むことになりそうな予感です。