解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
サラヤブランド名
Cocopalm(ココパーム)容量
480ml参考価格
1540円1mlあたり
3.2円JANコード
4973512261398KaisekiID
7563全成分
すごく良くはないが,何か憎めない存在。
このシャンプー、ベースはアミノ酸系洗浄剤で植物エキスなどをふんだんに使用し一見すると感じの良さそうな処方に見えます。
実際のところは、本当に感じが良い部分と、少しあれ?という部分に分かれている印象です。
まず、ベースのアミノ酸系洗浄剤ココイルサルコシンナトリウムは確かにアミノ酸系ではあるのですが、比較的異端児といえるような存在で、殺菌作用がわりとあったりして歯磨き粉のベースに使われたりする成分であります。
殺菌力が高い、また、アミノ酸系の割に洗浄力も高いという特徴が自分に合うのかどうかというのは考える必要がありそうです。
この、ちょっとクセのある洗浄剤を上質な使用感に変えるためにトリイソステアリン酸PEG-160ソルビタン、ラウリン酸PEG-2などが添加されていますね。
泡質や泡持ちが良く、アミノ酸系らしい良い手触りになっていることでしょう。
使用感の面で不満を抱く方は少ないと思いますが、実際のところアミノ酸系と言いながらラウレス硫酸ナトリウムなどに近いような特徴があると覚えておきましょう。;
その他の部分ではヤシ油やアサイー、ノニジュース、ハイビスカスエキス、タピオカ澱粉トロピカルな素材が多く配合されているシャンプーです。
肌のバリア機能を少し強化したり,新陳代謝を活性化するなどの作用を少し期待することができる、ということになるかと思います。
ものすごく素晴らしいシャンプー,というレベルでは到底ありません。しかし、これは駄目だというような欠点も少なく、悪く言えば可もなく不可もない印象になる典型的なタイプと言えるかもしれませんね。
誰が使ってもある程度は満足できる内容で、しかし特に大きなメリットがあるというわけでもないのが特徴と言えば特徴です。
よくある市販のラウレス硫酸ナトリウムベース的なシャンプーよりも、少しネイチャーな感じに寄りたい方には悪くないかと思いますね。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。