Ingredient Analysis

ラウリン酸PEG-2

ノニオン界面活性剤 50件の商品に配合 ID: 9
ノニオン界面活性剤 乳化・可溶化を担う非イオン性界面活性剤
+25

安全性
+15

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名ラウリン酸PEG-2
慣用名・別名ジラウリン酸ジエチレングリコール
INCI名PEG-2 Laurate
化学式C26H50O6
分子量306.41 Da
由来植物性
推奨配合濃度1〜5%
適正pH域3〜8
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載
カテゴリ ノニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +15
成分の素材品質・配合価値
安全性 +25
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +10
環境負荷・生分解性の評価

概要

ラウリン酸に酸化エチレン2分子を付加したノニオン界面活性剤。融点17-18℃で低温固化特性を持つ。アミノ酸系界面活性剤の増粘剤として優秀で、コカミドDEAの代替として安全性が向上。乳化・可溶化作用により製品の質感向上に寄与。ただし1,4-ジオキサン残留リスクや温度変化による製剤不安定化の懸念があり、品質管理が重要。

ラウリン酸PEG-2の解析

ラウリン酸PEG-2は、ヤシ油の主成分であるラウリン酸に酸化エチレンを2分子付加した低分子のノニオン界面活性剤です。融点17-18℃という独特な性質により、夏場は液体、冬場は固体という「季節で状態が変わるバター」のような挙動を示します。この温度感受性は製品の保存条件や使用感に微細な影響を与える要因となります。

この成分の真価はアミノ酸系界面活性剤の増粘効果にあります。料理でいう「片栗粉によるとろみ付け」のように、少量添加でシャンプーに適度な粘性と滑らかな質感を与えます。従来のコカミドDEAと比較して、より効率的な粘度調整が可能で、泡立ちや洗い流し時の感触を絶妙にコントロールする「調味料」的役割を果たしています。

安全性面では、DEA系成分の代替として注目されており、皮膚刺激性は比較的低いとされています。しかし、PEG系成分共通の課題として、製造過程での1,4-ジオキサンの残留リスクがあります。これは工業用溶剤として知られる化合物で、適切な精製処理により除去されますが、原料品質への注意が必要です。また、乳化剤としての機能により油性成分と水性成分を橋渡しする「仲介役」として、製品全体の安定性と使用感向上に貢献する重要な基盤成分といえます。

相性の良い成分

アミノ酸系界面活性剤 グリセリン ベタイン

相性の悪い成分・混合注意

陽イオン界面活性剤 多価金属塩

ラウリン酸PEG-2を含む商品ランキング

50件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)