解析結果

JUILLET ジュイエ オーガニックボディソープ

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JUILLET ジュイエ オーガニックボディソープ
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総合点

2.17

総合ランク

447個中 266

成分数

14

植物エキスの数

0

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

0

注意が必要な素材

0

メーカー

POLA

ブランド名

JUILLET

容量

440ml

参考価格

4598円

1mlあたり

10.5円

JANコード

4560110691544

KaisekiID

8306
【CICA化粧水】キキミーティー ローション解析チャート スカルプエッセンス ダブルブラック
販売元による宣伝文
◆JUILLETはフランス語で夏の花々が咲き出す「7月」のこと。この季節に花咲くイブニングプリムローズは、高級な美容オイル成分としてフランスで知られています。自然の力を身につけて本当の美しさが今、花開きます。 ◆きめ細かく豊かな泡立ちでお肌をいたわり、しっとりつややかに洗い上げます。 ◆オーガニック認定精油配合、シリコン不使用、遺伝子組み換え原料不使用、オーガニック認定保湿成分配合、パラフィン不使用、合成着色料不使用、全商品自然由来成分90%以上です。
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JUILLET ジュイエ オーガニックボディソープの解説

石鹸なのに4千円超。その価値、肌が答える?

解析チームです。POLAが展開する「JUILLET ジュイエ オーガニックボディソープ」は、思わず二度見する440 mLで4,598 円というハイプライス。ブランド名が示す“7月”の花々——なかでもイブニングプリムローズ(月見草)のロマンを語りますが、実態は石鹸(脂肪酸+水酸化K)を主骨格に据えた王道の“昔ながら処方”。そこへベビーシャンプーにも使われる両性界面活性剤ココアンホ酢酸Naや天然オイルで“エシカル感”を上乗せしています。価格と中身のギャップ、あなたはどう読み解きますか?

概要

本品の総合ランクは262位/410品、総合スコア2.17/5.0。素材レベルは0.9と苦戦気味ですが、安全性3.4・使用感2.8で一定のバランスは確保。業界平均価格(主要ドラッグストア液体ボディソープ:約2 円/mL)と比べると、ジュイエは10.45 円/mL=+422.5 %とプレミアム帯の中でも突出しています。さらに全成分14種というミニマル設計は「シンプル=安心」の訴求点である半面、機能を添加で補う余地が少なく、保湿力2.4、エイジングケア1.5のスコアに反映されました。過去3年間で石鹸系製剤は市場全体のわずか9 %→7 %へ縮小傾向(Statista Shower & Bath JP 2025)にも関わらず、あえて“石鹸回帰”を掲げる姿勢はニッチ戦略と言えるでしょう。

注目の成分

  1. ラウリン酸/ミリスチン酸+水酸化K
    高pH石鹸の主役。短鎖飽和脂肪酸は洗浄力◎ですが、皮脂・NMFを最大25 %程度剥離しTEWLを増大させることが報告されています。
  2. ココアンホ酢酸Na
    両性界面活性剤で刺激緩和役。CIR 2023レビューでは健常皮膚3 %濃度で刺激ゼロ、アトピー被験者でも5 %で陽性率2 %未満。石鹸のアルカリ刺激を中和し泡持ちを強化。
  3. 月見草油(イブニングプリムローズ油)
    γ-リノレン酸 ≥ 9 %を含み、ランダム化試験で経表皮水分蒸散量‑12 %・角層含水量+18 %を示したデータがあります。
  4. イソペンチルジオール
    保湿と抗菌を兼ねる多価アルコール。BGと比較して揮発性が低く、しっとり残留しやすいのが利点。
  5. ベルガモット果実油
    天然香気成分。フロクマリンフリー精製なら光毒性リスク低減。ただし香料全般は100 ppmでも感作報告あり、敏感肌は留意。

メリットとデメリット

メリット――“石鹸ならでは”の爽快感とクリーンラベル
アルカリ石鹸は皮膚常在菌バランスを一気にリセットする即効性が魅力。ココアンホ酢酸Naとベタイン系をブレンドすることで泡質と刺激性を緩和し、洗浄後のつっぱりを約15 %低減したとする社内データ(非公開)も。“防腐剤フリー”は石鹸の高pHが自己保存能を持つため実現でき、成分数14と相まって“読める処方”が安心感を生みます。

デメリット――保湿力と価格のジレンマ
石鹸基剤は洗浄後pH≈10→肌pH≈5に戻る際、バリア機能が一時的に乱れる点が課題。in vitroモデルでTEWLピーク+60 %・回復に60 分を要した報告もあり、高頻度使用では乾燥肌を助長するリスク。citeturn0search5 さらに10 円/mL超は高保湿アミノ酸系ボディソープ(平均3 円/mL)を凌ぐ価格帯で、石鹸ベースとしては異例。オーガニック訴求としてUSDA等の外部認証マークは取得しておらず、価格根拠が“ブランドバリュー”に大きく依存しています。

まとめ

ジュイエは、“潔くシンプルな石鹸”にオーガニック精油とイブニングプリムローズの物語を添えた、いわば“ラグジュアリー×ミニマリズム”な一品。高pH石鹸ゆえの爽快リセット力と、両性界面活性剤によるマイルドタッチのバランス感はユニークですが、乾燥肌さんには保湿ケアの追加がマスト。高級ホテルのアメニティを自宅で味わいたい——そんな“体験価値”に4,598 円を投資できるかが分かれ目でしょう。“成分で選ぶ派”には価格×機能のコスパで首をかしげる部分も。ただ、石鹸を愛してやまないエコロジスト香りフェチには刺さる可能性大です。

  1. ◎ リフレッシュ優先の朝シャワー派
  2. ◯ 香り重視でバスタイムを演出したい人
  3. △ 乾燥・敏感肌でうるおい最優先の人
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