総合点
2.29総合ランク
2911個中 1102位成分数
26植物エキスの数
7コスパ
0安全性
0素材の品質
0洗浄剤の品質
0洗浄力
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
1注意が必要な素材
0メーカー
大正製薬ブランド名
リアップエナジー容量
400ml参考価格
3972円1mlあたり
9.9円JANコード
4987306201255KaisekiID
7607リアップのシャンプーは3種類ありましたが、どれもこれも素材はほとんど同じで、単に成分の配合量が少し変わる程度の違いしかないようです。
細かいことを言えば植物エキスの種類が少し変わっていたりするのですが、全体的な性格と言いますか、方向性に関してはそれほど変わるものではないと見受けられます。
端的に言って、中身にあまりお金はかかってないような気もしますし、リアップというブランドの割に期待値が低い内容であるなぁと感じます。
基本構造としては、オレフィンスルホン酸ナトリウムで強く洗いたいだけ。
オレフィンスルホン酸ナトリウムというのは、よく街で見るラウレス硫酸ナトリウムベースの安い市販シャンプーと同等の洗浄剤です。
肌浸透しないぶん、例えばラウリル硫酸ナトリウムのような洗浄剤に比べると刺激性は低いのですが、食器洗い洗剤並みの強い洗浄力を持ち、肌バリアを損なうには十分な脱脂力を持ちます。
そのため、商品名にあるようにストロングオンリー、つまり皮脂が非常に多い状況の方に対して、強い洗浄力で挑もうというテーマのシャンプーであるわけですね。
しかしながら、同じリアップの乾燥肌向けのシャンプーもやはりオレフィンスルホン酸ナトリウムベースのシャンプーでしたので、それほど強い志があるようには思えないということも付け加えておきます。
内容はどうあれ、リアップというブランドに対して期待することは、おそらく育毛なのではないでしょうか。
ほとんどの方にとってCMなどで強く印象づいているのは育毛とか発毛に関わるブランドである、というところだと思います。
ところが、このシャンプーに関して、またこのブランドのシャンプー全てに共通していることは育毛をする気はほとんどないと思われます。
確かに皮脂を上手くコントロールすることは、男性型脱毛の一つの要因を軽減する効果はあるかもしれません。
しかし、単純に皮脂を取ってしまうだけでは皮脂コントロールとは言えず、皮脂の分泌を根本的にコントロールするような成分を配合している他の育毛シャンプーに比べると、実に安直なつくりであるなぁと見えてしまうのは否めません。
これって一歩間違えたら100円均一のシャンプーに近いような品質と見られても仕方ないレベルですので、リアップというブランドイメージに違わぬクオリティをもう少し求めたいところではあります。
やはりそれなりに値段が高い製品でありますし、この中身ではなかなか満足度が上がらないのではないかという懸念があります。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。