Ingredient Analysis

テトラデセンスルホン酸ナトリウム液

アニオン界面活性剤 11件の商品に配合 ID: 23137
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
-25

安全性
-20

素材の品質
-15

使用感
基本情報
成分名テトラデセンスルホン酸ナトリウム液
医薬部外品名テトラデセンスルホン酸ナトリウム
慣用名・別名AOS、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、α-オレフィンスルホン酸ナトリウム
INCI名SODIUM C14-16 OLEFIN SULFONATE
化学式C14H27NaO3S(主成分)、C14H29NaO4S(副成分:ヒドロキシテトラデカンスルホン酸ナトリウム)
分子量330.48 Da
由来合成
推奨配合濃度3〜8%
適正pH域5.5〜7.0
EWGスコア4/10
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
テトラデセンスルホン酸ナトリウム液の分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +40
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 -20
成分の素材品質・配合価値
安全性 -25
肌・頭皮への安全性
補修力 -30
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -25
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 -20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 -15
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -20
環境負荷・生分解性の評価

概要

α-オレフィンスルホン酸塩(AOS)の一種で、主に炭素数14のオレフィンをスルホン化・中和して得られるアニオン界面活性剤。ラウレス硫酸Na同等以上の高い洗浄力・起泡力を持つ一方、脱脂力が強く肌や髪へのダメージリスクが高い。食器洗剤などにも汎用される安価な大量生産型洗浄剤。

テトラデセンスルホン酸ナトリウム液の解析

石油系ではなくヤシ油系だが、洗浄力はラウレス硫酸Na同等以上
テトラデセンスルホン酸ナトリウム(通称AOS: Alpha Olefin Sulfonate)は、炭素数14のα-オレフィンを無水硫酸でスルホン化・苛性ソーダで中和・加水分解して得られるアニオン界面活性剤です。石油系と誤解されがちですが、原料はヤシ油由来のオレフィン。ただし洗浄特性はラウレス硫酸ナトリウムとほぼ同等で、脱脂力においてはそれを上回るとも言われます。食器用洗剤の代表的成分として「AOSといえば食器洗剤」と称されるほど広く普及しています。

抜群の起泡力と安定性が最大の特長
硫酸系洗浄剤と比べ、酸性域でも洗浄活性を失いにくいのがAOSの大きな強み。泡立ちのボリュームと持続性が優れており、整髪料などの油性汚れや過剰皮脂を強力に除去できます。安価で大量生産が可能なため、コストパフォーマンスを重視した製品に幅広く採用されています。また生分解度はJIS規格で99%以上と高く、生分解速度も速い(4日以内)ため、他のアニオン系に比べ環境負荷はやや低めです。

肌・髪へのダメージリスクは無視できない
最大の問題は過剰な脱脂力です。ラウリル硫酸Naほど皮膚への浸透は強くないものの、肌や髪の表面を「ごっそり一掃」するような強力な洗浄作用により、洗い上がりにバサつきや突っ張りが生じやすく、コンディショニング効果はほぼ期待できません。乾燥肌・敏感肌・ダメージヘアへの使用は特に注意が必要で、肌バリアを損ない乾燥や肌荒れを招くリスクがあります。単独使用は不向きで、補助洗浄剤や保湿成分との組み合わせが必須です。

使用シーンを選ぶべき成分
ワックス・スタイリング剤などの油性汚れが多いケースや、皮脂過剰分泌が気になる頭皮向けには有効な選択肢ですが、汚れが少ない状況や敏感な肌・頭皮には不向き。医薬部外品では表示指定成分であり、消費者にとって認識しやすい成分です。総じて「洗う力は高いが、ケアを重視する製品には不向き」なアニオン界面活性剤です。

相性の良い成分

増泡剤(ココイルグルタミン酸TEA等) 緩衝剤(クエン酸等)

相性の悪い成分・混合注意

陽イオン界面活性剤 高濃度アルコール

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