解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
株式会社ピアセラボブランド名
フォーミュレイト容量
120ml参考価格
1380円1mlあたり
11.5円KaisekiID
8207全成分
ピンク系カラーを補給できるシャンプー。
主に赤・青系色が配合されたシャンプーです。
果たしてシャンプーとしての質と、色素のクオリティはどの程度のものでしょうか。
洗浄剤はお世辞にも品質が高いとは言えません。ただ、 色素に関しては浸透性や吸着性が優れたものといえます。
特徴をまとめると、
-洗浄剤はかなりの安物。
-洗浄力がかなり強い。
-色素の定着具合は悪くない。
このような製品です。順を追って見ていきます。
株式会社ピアセラボ。
ベースの洗浄剤に、オレフィンスルホン酸Na、(C12,13) パレス−3硫酸Na。これは率直に言って安物で、ラウレス硫酸ナトリウムと変わらない量産型の高すぎる洗浄力が特徴です。
ほんの微量、ラウロイル加水分解シルクNaのような質の良い洗浄剤も混ざっていますが、これはほとんど慰めにもならない程度の役割しか果たせないでしょう。ベース剤の質の悪さがあまりに目立っています。
塩基性、HC系の色素を取り揃え、色の浸透性、持続性、吸着性だけは褒められる要素です。
色素と言っても様々で、本当に一時的にしか存在できないものもあるなか、こちらのシャンプーに含まれるそれはまずまず発色を期待できる品質があります。
洗浄力の強さ、粗さです。髪に残った色素をきれいに取り去って、新たに色を定着・・ということなのかもしれませんが、それにしても質が悪い。
髪や頭皮には比較的ダメージとなる洗浄剤ですので、色のことだけでなく、頭髪の美容も考えるのであれば決して理想的ではないのです。
この部分はよくよく認識してからお使いになるべきでしょう。
シャンプーの質を重視するのであれば、このクオリティはダメでしょう。
ピンク系でもよりビビッドなカラー発色を想定するとなると、もともと髪に相当のダメージを負っている可能性大。
その場合、シャンプー自体にダメージケアの能力が備わっていることが必要とされる状態でしょう。
そういう意味ではこのシャンプーは落第。ただ、ダメージケアを全く気にしないよ、と言うのであればもちろん構いません。
とにかく発色命、くすんだ系の色素を入れたい、という点に関しては希望を叶えてくれる能力を持っていると言っていいでしょう。
ただ、いずれにせよ歓迎すべきレベルとは程遠い、低品質な洗浄剤です。
きれいな発色は髪の状態の良し悪しに左右されます。まずは髪を強化し、美しい状態に仕立て上げられるシャンプーであることが肝要といえるでしょう。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。