解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
SUPERFOOD LABブランド名
BT+Pバリア SUPERFOOD LAB容量
480ml参考価格
1512円1mlあたり
3.2円JANコード
4589729841287KaisekiID
7227全成分
スーパーフードと言われる成分やビタミン、植物幹細胞!といった成分がずらり並ぶシャンプー。良さそうですよね。贅沢そうですよね。
しかし、冷静に見ると肝心な部分がどうなっているのか次第に見えてきます。
肝心の、大部分を占める洗浄剤の部分はアミノ酸件のココイルグルタミン酸TEAとオレフィンスルホン酸ナトリウムという構成ですね。極端にしっとり系の洗浄剤と、極端に脱脂力と泡立ちが強い系を掛け合わせたベースです。一見するとバランスが良さそうに見えますが、クオリティとしては高くなく、大雑把な感じの使用感というか、上質さを感じられないものになるでしょう。
オレフィンスルホン酸ナトリウムを使っている時点で、なんとなくボタニカルな印象とかマイルドなイメージから遠ざかっている印象があります。良く捉えればベタベタしすぎるのを予防してさっぱり感や泡立ちをプラスするという意味合いにとれますが。
スーパーフードと言われる成分やビタミン、植物幹細胞エキスなどの配合がたっぷり。これらの効能が全てえられると思ったら間違いでほとんど何の効果もなく進むと同時に洗い流されてしまうものがほとんどです。植物油に関してはすすいだ後も残ってきますが、グレープフルーツ果皮油やレモン果皮油などのように光毒性が残ってしまうというありがたくない皮膚刺激性という名の副作用がある始末です。
ワサビノキ種子エキスのように、少しユニークな使用感を与えるなどの効果や、他の抗酸化成分による一時的な頭皮への良い影響もあるにはありますし、アロエベラ液汁の創傷治癒作用などは確実にメリットとなるでしょう。香りの面に関しても影響は在ると思います。
ただし、天然成分が良いことばかりではないというのはおわかりいただけたのではないでしょうか。全体的な内容としては少しちぐはぐな印象を受けてしまいますし、肝心なところにコストがかかっておらず、効果があまり期待できない部分が多いなというのが率直なところです。
まったく使うべきではないというほど悪いものではありませんが、値段の面からしても実際に天然成分の添加率はかなり低いのではないかと考えるのが普通のように思います。あらゆる面でもう一つ改良を期待したいシャンプーです。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。