ヴァントルテ ボタニカルリペアシャンプーの解析結果

ヴァントルテ ボタニカルリペアシャンプー

総合順位

256

総合得点 5点満点

3.32
成分数洗浄剤数エキス系特効ダメ
4951050
ヴァントルテ ボタニカルリペアシャンプー解析チャート

ヴァントルテ ボタニカルリペアシャンプーの解説

ボタニカルとは言えない内容。
ただ品質は悪くない

ボタニカルというだけあって、それなりに植物由来成分が大半を占めている設計になっていますが、100パーセントボタニカルタイプではありません

とくに、洗浄剤の部分や添加成分の多くで非ボタニカル素材が多く使われている点、「シルクの濃密な泡立ち」と言ってるわりに実はスルホコハク酸パレス-2Naの泡立ちだったり、ちょっとちぐはぐな部分も見受けられます。

ベース洗浄剤はアミノ酸系の比較的さっぱり系と、前述のスルホコハク酸パレス-2Naで比較的洗浄力があるタイプです。

ラウロイルシルクアミノ酸Kというシルクアミノ酸タイプの洗浄剤も含まれますが、完全に添加剤的な微量配合ですので影響力は大きくはありません。

どちらかと言うとペリセアやヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリルなどの潤滑性のほうが体感としては大きそうですね。

品質は悪くない。ボタニカルではないが。

それなりに強い洗浄力がありながら、仕上がりに潤滑性が残るタイプでもあり、好みが合えば快適に使えるシャンプーと感じる人も多いでしょう。

核心部分の成分のほとんどがボタニカルではないことや、商品説明の不正確さに少々眉をひそめたくなりますが。その点を除けば使いやすい中の上のシャンプーといえそうです。

育毛力があるキャピキシル、カイコまゆエキスのツヤ感、α-グルカンオリゴサッカリドの善玉菌増殖効果など、頭皮にも髪にも良質なメリットを提供する成分も散見されます。

ただ繰り返しになりますが、ボタニカルという点では存在感が全く薄くなっていて、天然成分にこだわる方にとってはお勧めできる商品とは言い難いものがあります。

品質がどうこうという以前に天然由来を重視する方は、他をあたるべきでしょう。

それと、少しばかり中途半端にボタニカルよりにした影響からか、コストが少し高くなってしまっている様子も見受けられます。

この辺りの折り合いも考慮する必要がありそうですね。

エイジングケアシャンプー、という商品説明の部分には一定の説得力を感じさせる部分はあります。

シルクはもちろん、肌のラメラ液晶を整える効果や抗酸化作用、創傷治癒作用、抗炎症作用などを付与する成分が含まれますので、全く嘘というわけではなさそうです。

他の似たようなエイジングケアシャンプーよりも優れているとまでは言い切れませんが。

世界初ジェミニ型(双子型)両親媒性物質・通称ペリセア。洗浄剤の刺激緩和のほか、髪のコーティング、有効成分の浸透補助、髪の強度アップなど多岐にわたる効果を発揮。毛髪内部に極めて短時間(約1分!)で浸透しダメージ修復。肌のキメを整える美肌効果も。
ジラウロイルグルタミン酸リシンNa
お化粧のクレンジング剤として頻出。W洗顔不要タイプの製品に使われるように、水がある環境でもクレンジング効果を発揮し、高い洗浄力を与えます。脱脂するので、肌のアフターケアが必要となります。シャンプーに少量含まれる場合は加脂剤、つまりコンディショニング効果を目的として配合されたりします。
ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル
別名ポリオキシエチレンセトステアリルヒドロキシミリスチレンエーテル。ゲル化・増粘作用を製品に与え、泡立ちを増したり、粘度を高めたりする素材です。
セテアレス-60ミリスチルグリコール
マメ科の植物甘草の根から抽出したエキス。グリチルリチン酸を豊富に含み、細胞レベルでの抗炎症作用や美白作用を期待されます。
カンゾウ根エキス
ユリ科アロエベラの葉エキスです。創傷治癒、美白、抗炎症作用などを付与。
アロエベラ葉エキス
強い抗酸化作用を持つほか、男性ホルモンを抑制する働きがあることから、皮脂分泌をコントロールする効果を期待できます。また、男性ホルモン由来の男性型脱毛を予防する働きも
ザクロ花エキス
イソフラボンによる抗酸化作用や女性ホルモン様作用による男性型脱毛の予防、保湿作用、美白作用などを付与。
ダイズ種子エキス
キャピキシル素材の1つです。男性ホルモン由来DHT(ジヒドロテストステロン)を作り出す「5αリダクターゼ」にはⅠ型・Ⅱ型があり、特にⅡ型がより脱毛に影響を与えているとされている。アカツメクサ花エキスは、Ⅰ型だけでなくⅡ型の抑制効果があり、男性型脱毛に非常に効果が期待される。
アカツメクサ花エキス
レモン果汁
アルガンオイルです。モロッコ原産で、アルガンの木1本から1リットルしか採れないオイル。オレイン酸・リノール酸リッチで、ビタミンAやセサミンなども含みます。抗酸化作用やしっとりリッチな感触を付与。
アルガニアスピノサ核油
・ツバキ種子油はカメリア種子油と呼ばれ、肌や髪にとてもなじみやすい保湿オイルとして使われます。
ツバキ種子油
コカミドDEAのこと。粘度調整など洗浄剤の補助としての役回りが多い。発がん性を懸念する声も出た成分ですが、かなりレアな他の成分との混合を高濃度で起こさない限りその心配はない。例えば、亜硝酸塩とコカミドDEAを高濃度で混ぜ合わせるなど。通常のシャンプーの中でそのようなことが起きることはないので、この成分を避けるというのは理に適わない。
コカミドDEA
アミノ酸型洗浄剤の中で中性タイプといえる素材。洗浄力とコンディショニング効果のバランスが良く、比較的さっぱり系の洗い心地と指通りを得ることもできるでしょう。アミノ酸系シャンプーを欲しいがあまりしっとりさせたくない時に適する。
ラウロイルメチルアラニンNa
1,3-ブチレングリコールのことです。抗菌・溶剤、減粘剤、香料としても使われます。石油から精製される他、サトウキビから精製されるBGもあります。皮膚に潤いを持たせる他、製品安定剤として使われることも。
BG
塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルヒドロキシエチルセルロースと呼ばれる素材。植物セルロース由来の成分で、カチオン性でありダメージの保護、コーティング効果、保湿性を付与します。
ポリクオタニウム-10
シソ科ラベンダーの葉茎から得られるオイルです。鎮痛・リラックス効果・抗炎症・抗菌作用などを付与します。ただし、酸化により接触アレルギーを起こす可能性もある。
ラベンダー油
シルク原料由来の洗浄剤。ソフトで適度な洗浄性と、シルクならではの滑らかな仕上がり。クリーミーな泡質で泡立ちが良くなります。乾燥後は肌がつっぱらず、しっとりします。
ラウロイルシルクアミノ酸K
両性界面活性剤。洗浄剤としての陰イオン界面活性剤な部分と、コンディショナーとしての陽イオン界面活性剤の部分を併せ持つ界面活性剤。主には主洗浄剤の粘度調整や洗浄力の緩和、コンディショニング作用の付与を目的に使われる。両性界面活性剤単体で使うと皮膚に刺激性があるため、メインでは用いられることは少ない。組成名ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン水溶液という。
コカミドプロピルベタイン
構造としてはラウレス硫酸ナトリウムに近い特徴を持ちます。高洗浄性と泡立ちの良さが特徴で、やや肌刺激性が低く、環境にも分解し易いタイプです。
スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Na
炭素数3のグリコールです。異性体にプロピレングリコールがあります。抗菌・保湿剤として用いられ、安全性が高いと言われていますが、実は天然由来を謳うわりにBGやPGとさほど危険性は変わらない可能性があると言われている。
プロパンジオール
オレイン酸を主とするトリグリセライド。エモリエント作用を付与。
アボカド油
イコセン酸が7割以上を占める独特な組成のオイルで、油性感の少ない軽い感触のオイルです。人の皮脂に近い特徴があり、液状のため非常に使用感がなめらかなオイルです。
ホホバ種子油
炭素数20以上の不飽和脂肪酸を多く含むトリグリセライド。コシのあるタッチと、さっぱりした使用感が特徴。イコセン酸が最も多い。
メドウフォーム油
酸化に対して安定な多価アルコール脂肪酸エステルで、べたつかない軽い感触を与える。
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル
オレンジの果皮から得たオイルで、ビタミンA,B,C,Eやフラボノイドなどを含有し、美白作用、殺菌作用、整肌作用などを付与する。また、脱脂力も有するのでクレンジングの助剤として使われることも。原液でなければさほど心配いらないが、光毒性を僅かに持つためにその点は注意が必要。
オレンジ果皮油
強い抗酸化作用を持つほか、男性ホルモンを抑制する働きがあることから、皮脂分泌をコントロールする効果を期待できます。また、男性ホルモン由来の男性型脱毛を予防する働きも
ザクロ果実エキス
キャピキシルを構成する素材の1つです。毛包に直接作用し、毛包活性化を促すことで育毛に寄与します。アカツメクサエキスとセットでミノキシジルの数倍の育毛作用をもたらすと考えられています。
アセチルテトラペプチド-3
パルミトレイン酸含有量の多い、皮脂に近いトリグリセライド。肌を保護したり、馴染み・感触の良い油分補給効果を付与。
マカデミア種子油

ボタニカルなのは添加剤の一部。大半は非ボタニカル成分が中心。



潤滑性とエイジングケア作用は少しある。抜群ではない。

販売元による宣伝文

植物のやさしさと、シルクの濃密な泡立ちで、髪の芯から美しく仕上げるエイジングケアシャンプー。
髪を表面的に繕うのではなく、ヘアケアの本質を追求したノンシリコン・ノンカチオン・ノンポリマー処方。
敏感になりがちな頭皮や手をやさしく守ります。