解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
株式会社Oz link&STYLE (オズ・リンク アンドスタイル)ブランド名
ヴァントルテ / VINTORTE容量
250ml参考価格
3024円1mlあたり
12.1円JANコード
4573279631139KaisekiID
7273全成分
ボタニカルというだけあって、それなりに植物由来成分が大半を占めている設計になっていますが、100パーセントボタニカルタイプではありません。
とくに、洗浄剤の部分や添加成分の多くで非ボタニカル素材が多く使われている点、「シルクの濃密な泡立ち」と言ってるわりに実はスルホコハク酸パレス-2Naの泡立ちだったり、ちょっとちぐはぐな部分も見受けられます。
ベース洗浄剤はアミノ酸系の比較的さっぱり系と、前述のスルホコハク酸パレス-2Naで比較的洗浄力があるタイプです。
ラウロイルシルクアミノ酸Kというシルクアミノ酸タイプの洗浄剤も含まれますが、完全に添加剤的な微量配合ですので影響力は大きくはありません。
どちらかと言うとペリセアやヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリルなどの潤滑性のほうが体感としては大きそうですね。
それなりに強い洗浄力がありながら、仕上がりに潤滑性が残るタイプでもあり、好みが合えば快適に使えるシャンプーと感じる人も多いでしょう。
核心部分の成分のほとんどがボタニカルではないことや、商品説明の不正確さに少々眉をひそめたくなりますが。その点を除けば使いやすい中の上のシャンプーといえそうです。
育毛力があるキャピキシル、カイコまゆエキスのツヤ感、α-グルカンオリゴサッカリドの善玉菌増殖効果など、頭皮にも髪にも良質なメリットを提供する成分も散見されます。
ただ繰り返しになりますが、ボタニカルという点では存在感が全く薄くなっていて、天然成分にこだわる方にとってはお勧めできる商品とは言い難いものがあります。
品質がどうこうという以前に天然由来を重視する方は、他をあたるべきでしょう。
それと、少しばかり中途半端にボタニカルよりにした影響からか、コストが少し高くなってしまっている様子も見受けられます。
この辺りの折り合いも考慮する必要がありそうですね。
エイジングケアシャンプー、という商品説明の部分には一定の説得力を感じさせる部分はあります。
シルクはもちろん、肌のラメラ液晶を整える効果や抗酸化作用、創傷治癒作用、抗炎症作用などを付与する成分が含まれますので、全く嘘というわけではなさそうです。
他の似たようなエイジングケアシャンプーよりも優れているとまでは言い切れませんが。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。