解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
向原商事ブランド名
ウカフォーメン uka容量
200ml参考価格
4100円1mlあたり
20.5円JANコード
4582328104692ASIN
B074WBYV7T発売日
20170907KaisekiID
8529全成分
【Q】本日は、男性向けのプレミアムシャンプーである「ウカフォーメン Eシャンプー」について、解析チームで掘り下げていこうと思います。
このシャンプーは、頭皮に良い素材を多く含んでおり、洗浄剤の選定にも配慮がされているようです。香りにも定評があるようで、使用感は非常に良さそうです。しかし、4カチ配合という点がデメリットとなり、この価格帯の商品としては少々もったいない感じがします。4000円台という価格で提供されているだけに、その点は見逃せない問題かもしれませんね。特に抜け毛や頭皮ケアを謳っている商品としては、ここはしっかりとした配慮が必要ではないでしょうか。ウエダさん、この製品の注目ポイントについて教えてください。
【A)】確かに、この「ウカフォーメン Eシャンプー」には注目すべきポイントが幾つかありますね。まず第一に、γ-ドコサラクトンという成分が含まれております。これはハリやコシを与える効果が明確に感じられる成分でして、髪の質感を改善する効果が期待できます。第二に、ココイルアラニンNaが配合されており、これは低刺激性でありながら適度な洗浄力を提供し、使用感が非常にバランスが取れています。第三に、抗酸化作用や抗炎症作用など、頭皮環境を整える助けとなる植物由来の成分が豊富に含まれている点です。
【Q】それらの注目成分についてもう少し詳しく教えていただけますか?
【A)】もちろんです。γ-ドコサラクトンはエルカラクトンの一種で、髪の内部まで浸透しハリとコシを与えます。特にγ-ドコサラクトンを他の成分と組み合わせることで、その効果はさらに高まります。例えばセバシン酸ジエチルと組み合わせると揮発性の効果が際立ちますし、セバシン酸エチルとの組み合わせでは浸透性が高まります。またトリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルと組み合わせることで、うねりや絡まりの改善効果が持続するんですよ。
ココイルアラニンNaは、その低刺激性からベビーシャンプーにも使われる成分でして、しっとりとした洗い上がりを実現します。さらにシャクヤク根エキスやフランスカイガンショウ樹皮エキス、センブリエキスなどは抗酸化作用や抗炎症作用、血行促進作用などを持ち、頭皮環境を整えるのに役立つ成分です。
【Q】それでは特に重要な役割を担っていると思われる成分は何でしょうか?
【A)】特に重要だと思われるのはセンブリエキスですね。これは毛根刺激作用を持ち、頭皮機能を促進することで発毛能力や育毛効果を発揮する可能性があります。育毛剤としての臨床試験でも一部の患者さんに頭髪量の増加が見られたという報告もありますから、抜け毛や頭皮ケアを謳うこの商品においては非常に重要な成分だと言えるでしょう。
【Q】メリットとデメリットについても教えてください。
【A)】メリットとしては、先述したような頭皮環境を整える成分の豊富さや洗浄剤の質の高さが挙げられます。これらは使用感を向上させるだけでなく、頭皮ケアにも良い影響をもたらすでしょう。ただしデメリットとしては4カチ配合が問題視されており、これが他の高品質成分の効果を影響している可能性がある点ですね。また価格が4100円とやや高めであることも考慮する必要があります。しかしながら4カチ(4級カチオン界面活性剤)の配合量はわずかなので、心配には及ばないレベルだと言えますが。
【Q】最後にウエダさんからこの商品に対する結論をお願いします。
【A)】結論として、「ウカフォーメン Eシャンプー」はその成分選定から見ても頭皮ケアやヘアケアを意識した高品質なシャンプーです。購入を検討する際には、この頭皮ケア重視なのか、ヘアケア重視なのかを良く考慮して選びたいですね。頭皮によりケアを重視したい方向けのシャンプーと言えます。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。