解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ミルボン(MILBON)ブランド名
ミルボン容量
200ml参考価格
1521円1mlあたり
7.6円JANコード
4954835115759ASIN
B097XTBJ7K発売日
20210625KaisekiID
9525全成分
皆さん、シャンプー選びに頭を悩ませたことはありませんか?高級感あふれるボトル、美容成分がふんだんに含まれているという謳い文句。しかし、中身はどうでしょう?今回は、そんな疑問を解消すべく、ミルボンの「グランドリンケージ シルキーリュクス シャンプー」を徹底解説します。このシャンプー、一見すると髪に良さそうなのですが、果たして真実はいかに…。
まずジラウロイルグルタミン酸リシンNa(ペリセア)です。これは世界初のジェミニ型両親媒性物質で、洗浄剤の刺激を緩和するだけでなく、髪のコーティングや有効成分の浸透補助など、まるで万能薬のような働きをしてくれます。しかも、肌のキメを整える美肌効果もあるんですよ。
次にラウレス硫酸Naとオレフィン(C14-16)スルホン酸Na。食器洗剤にも使われるようなクレンジング力のある洗浄剤で、安価ですが肌や髪には負担が高いといえます。このシャンプーのベースが、これらの低コストな素材であるということが1つポイントです。
最後に水溶性コラーゲンとモモ葉エキス。水溶性コラーゲンは魚の骨や皮から抽出されたもので、吸収性が高く、保湿効果も期待できます。そしてモモ葉エキスには、保湿作用や抗炎症作用など、髪だけでなく頭皮にも優しい効果があります。
このシャンプーのメリットは、先述の高品質な添加剤です。ペリセア(ジラウロイルグルタミン酸リシンNa)や桃葉エキス、高品質な抗炎症剤などが違いを見せていますね。しかし、デメリットはそれを活かしきれていないところ。特にラウレス硫酸Naやオレフィン(C14-16)スルホン酸Naといった洗浄成分が強力すぎて、必要以上に脱脂してしまう恐れがあります。美容を考えるならば、これらの成分は少々歓迎しづらい存在です。
「グランドリンケージ シルキーリュクス シャンプー」は、一見すると髪に良さそうな高品質な成分を多く含んでいますが、その力を発揮する前に洗浄成分によるデメリットが影を落としています。もし、ミルボンの質の良いシャンプーを期待されているのだとしたら、この部分は冷静に見極めて方がいいかもしれませんね。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。