広告を含みます。
ラウロイルメチルアラニンNaというアミノ酸系洗浄剤ベース。
これ、洗浄剤としては比較的洗浄力がある方で、かつ比較的コンディショニング効果を伴う特徴も。
ただし、泡立ち、泡持ちがやや乏しいので、補助的な界面活性剤を添加するなどして使用感を高める方法がよく採られます。
さて、このシャンプーではどうか。
ラウラミドプロピルベタイン、パーム核脂肪酸アミドDEAのほか、わずかにスルホコハク酸ラウレス2Naが含まれている構成です。
泡質の改良という意味ではそれほど気を遣われていない部類という印象ですね。
一般的な市販シャンプーのように、整髪料や皮脂が多くてもとにかく泡立つ、というわけにはいかないかもしれません。
また、アミノ酸系ベースとはいってもコンディショニング成分は乏しいので意外とヘアケア効果は感じないタイプです。
多少しっとりする使用感ながら、仕上がりにそれが残りにくいタイプとも言えるでしょう。
シンプルな処方で洗浄力もそこそこにあるので、シンプルでマイルドなクレンジングシャンプーという見方で良いでしょう。
ということで総合的に見ますと、これで7000円オーバーはさすがにコスパ悪い。
アミノ酸系シャンプーではあるものの、このレベルの処方なら三分の一、四分の一のコストで同等のシャンプーを選べます。
添加成分に何か特筆すべきものがあるわけでもなく、泡立ち・使用感の部分でも改良の余地は見られます。
素材はともかく、シャンプーとしての完成度があまり高くないように思えます。